目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

新年のカレンダーなんて飾ってみる

2007年12月23日 | えこな記事
皆さんのお家ではもう新しいカレンダーが、来年の仕事を今か今かと待っている頃でしょう。
我が家もまた古いカレンダーをはがされる日を待ち望んでいるカレンダーが沢山あります。
(今年は想像以上に沢山カレンダーをいただきました。ありがとう。)

その中で印象深かったのが、アメリカにお嫁さんに行ったお友達からもらった
シエラクラブのカレンダーです。
国立公園を設立したジョン・ミューアが作った環境団体で、
50万人も会員を持つアメリカでは10本の指に入る大きな環境団体です。

日本支部はないので、こちらではさほど有名ではなく、
偉大な功績を残した(はずの)ジョン・ミューアの著作本も、あまり翻訳されていないので、
同じくらい有名なナチュラリストであるソローほど有名ではありません。
でも、アメリカではおそらく日本の福澤諭吉や夏目漱石並みに有名なのではないかな、と思います。

きっと、その少し仙人っぽすぎる(笑)人生と活動が日本向けではないと
感じるのかな?と私なんかは思っています。
それでも(だからこそ?)翻訳されたら読みたい本のひとつです。
(自分で頑張って読もうとは思わない(笑))


友人曰く「グリーンピースほどに過激ではないし、昔ほど活動的ではないけれど」
会員数は多く、やはりアメリカを代表する環境団体であることに間違いはないようです。

アメリカの国立公園を、10代の頃友人達と(徒歩でなく)車で回った思い出がありますが、
でかすぎて、感動する余裕がありませんでした。
「でかーい」。
本当にそれだけ。全てが日本サイズと違いすぎて・・・(笑)
あの余りにでかすぎる膨大な自然を、そのままに残そうと思うジョン・ミューアの
考えはやはり凡人とは違っただろうなあ。
偉大な人だったのだろう、と思います。

Everybody needs beauty as well as bread, places to play in and pray in,
where nature may heal and give strength to body and soul. ―John Muir
(カレンダーの中の説明から)

自然の美しさは日々の糧と同じくらい、体にも心にも必要なんだって。
うん、わかるような気がするなあ。


(右側のカレンダーは佐渡の地酒・金鶴のカレンダー。知り合いのだんなさんが写真を撮っていて芸術的なカレンダーに仕上がっています。
どことなくシエラと似た雰囲気です)

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