目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

たとえ原発推進派でも

2016年06月25日 | 核のこといろいろ
葉ものが大豊作。レタスにキャベツにほうれん草。
昨日は何時間もコールスローをまとめて作ろうと、
キャベツの千切りを作り続けていたら、手が腱鞘炎状態になり、頭痛までしてきました。
恐るべしキャベツの魔術。負けないぞ〜。




子ども達の甲状腺がんの増加が認められているそうです。

2012年にルクセンンブルクで行われたフクシマ原発事故収束検証のための
全ヨーロッパの環境会議に招かれた方からの話を聞きました。

ヨーロッパでは、日本が事故収束に失敗したらしいこと、
また事故後、国民の健康、生命を守る情報が伝えられなかったこと
は、
広く知られていました


そして、日本の政府、官僚、産業界のみならず、
メディアも情報隠蔽に加担しているという認識があり、
その会議に参加している人たちは原発推進派が6割だったそうですが
(ヨーロッパのすごいところですね)
皆が一様に言ったことは
「何故、子どもを逃がさない?」
ということだったそうです。

原発推進派であっても、放射能による汚染の認識は、きちんとある、
というのは、素直に立派なことと、認めたいです。




福島県で今、子ども達を育てているお母さんたちにとって、
避難も含め、「今」が何より大切です。
「健康であること」に、他地区よりも神経がいくのは当然のことであり、
権利だと思います。

子ども達の甲状腺検査などを手弁当で行っているNPOがあります。
放射能市民測定室「たらちね」というところで、
継続的に子ども達の経緯を見て、必要な処置をしているそうです。

「安全である」という姿勢をとっている政府にとっては、
あんまりやってほしくないこと。

わずかでもいいから(1000円でもいいから、というつづり方に、切実さがみえました)
寄付をして活動を支えてほしい、とは
とある冊子の中で作家さんが、書いていました。

(寄付はクレジットカードで1000円からできます。
海外の方向けにドルやポンドの寄付ページもあるのには、この問題の底深さ、グローバルさを感じます)


汚染の少ない野菜を食べれば、体内のセシウムが減ることは認められています。
私たちは一体どうやって安全な食品を探せるでしょう?
汚染の少ない貴重な土地を残し、被災地の人たちや私たちに
安全な野菜やお米を提供することは大事なことです。
避難できる場所も残さないといけません。


TPPの勉強会に参加した時の内容は、大変おぞましいものでした。
契約した内容は、4年間国民には秘密にする、
投資家の利益が地域住民の健康や生存権より上になります。


安全な食品のための法律も、環境を守るための法律もことごとく貿易障壁とみなされて、
日本は遺伝子組み換え食品でも、
ポストハーベストでも、添加物いっぱいの食品でも、輸入を拒むことができなくなります。


放射能にさらされ、その上添加物だらけのものを
食べればダブルパンチです。
医療圏でも今の国民保険の日本の制度は壊されるでしょう。

これだけの、日本崩壊シナリオが展開&(確実に)進行されていて、
どうして自民党が過半数とれてしまう世論なのかと思うけれど、
できるだけ考えないようにしています。

新聞も今はあまり読まないようにしています。
前の選挙から現在までの社会をみていれば、
どの党が何をしようとしているのか、何をしたいのか、
十分にわかるし、日本に住んでいる以上、否が応でも実感せざるを得ないです。
きっと自民党が過半数をとれば、間違いなく
10%以上の税金が、ちんち〜んと音をたてて、上乗せしていくでしょう。

子ども達の未来は瀬戸際です。

がんばれ!大人(※私を含む)!





参考資料:わらべ村情報ペーパー、地方自治

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