目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

つらすぎる遺書

2016年08月26日 | 核のこといろいろ
「脱原発ネットワーク九州」さんが企画し、
「反原発かごしまネット」が発行した原発がどれくらい危険かっていう
カラー版のリーフレットで、一番胸にズドンとこたえたページが1ページ。


もうそのまんま転載します。


この間の記事みたいに、
強く生きている酪農家もいらっしゃる。

でもほとんどの人はそんなに強く生きていけるものでないですよね。

そもそも被害者の方が、希望を与える必要なんてないですよね。



原発さえなければ
姉ちゃんには大変お世話になりました
私の現度をこしました
ごめんなさい
大工さんには保険金て支払って下さい
原発さえなければと思います
残った酪農家は原発にまけないで
頑張て下さい

先立つ不幸を


仕事をする気力をなくしました
ケサヨさんには
ことばで言えないくらに
お世話になりました
バネ 健太郎 純平
ごめんなさい  なにもできない父親でした
仏様の良心にも もうしわけございません。


私は原発と借金に敗れましたごめんなさい
健太郎 純平 バネ
父より強く頑張って生きて下さい。
姉ちゃんにも多大な迷惑をかけました
ごめんなさい

原発の事故さえなければと思います


※牛舎の壁のベニヤ板や黒板に、仕事で使っていた白チョークで書かれていました。

福島原発事故の3ヶ月後に2011年6月10日に書かれた、
福島県相馬市の酪農家の「遺書」です。



強く生きていかなくても
生きていける社会であったら、と思うし、

努力が足蹴にされない社会であったら、と思います。


忘れられないんですよね、原発のこと。


こういうのに触れるにつれ、
原発、それはやっぱりいらないものだよな、と思う
私は、浅はかなのかなあ、と思う今日この頃。




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