目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

幸せな重み、お野菜たくさんもらいにいって

2011年08月27日 | 田舎暮し賛歌
集落のおばあさんから

「じゃがいもを収穫して、
こまい(小さな)じゃがいもがいっぱいとれた。
ヤギさんにあげれたらと思って。持っていってくれる?」
というお電話をいただきました。

大変ありがたいお申し出に、即出掛けました。

電話をくださった集落のお母さんは、いつも、
豆をとった後のサヤや、大根の葉っぱ、
人参の葉っぱに、うれすぎたきゅうり、など、人が食べるにはちょっと・・・だけど家畜なら大ご馳走、
というような野菜を、わざわざ電話してよこしてくださる。



戦中戦後の物資不足だった頃、羊を飼っていたことがあるそうで、
(刈ったウールを店に持っていくと、背広にしてくれたのだそうだ)
家畜を飼う大変さや、クズ野菜があるとありがたい、という事情をわかってくださり、
声をかけてくれ、本当に大変ありがたい。


同じ集落の別のお母さんも、かつてヤギを飼っていたので、
漬けすぎた味噌をくれたり、刈った草を「持っていけばいい」と言ってくれる。


80代のお母さんと、30代の私が、世代を超え、
リアルタイムで「共通」しているものがあるのは、どこか少し誇らしい気分になれます。

天気もよかったので、
しょいこを持って、もらいにいきました。


しょいこを使い続けていたお母さんは
「倉の(高い)ほうにおいてから、背負うといい」と言ってくれました。
腰に負担がかからないかしこい持ち方、です。



小さなじゃがいもとはいえ、かなりの重さ。
ヤギの分だけでなく、人間の家族用の分もいただき、さらにずっしり。





ヤギ用にいただいた野菜は、いくぶん人間用になって野菜箱に保管されます(笑)
小さいというだけで、食べるのにまったく支障はないのです。


そしてヤギは・・・


剪定した松の枝を食べ続けています。


松の枝を食べるのなんて、冬眠前のムーミンだけだと思っていましたが、
なかなかヤギも負けていません。


今日もお乳をたっぷりだしてくれています。







私も、ヤギを飼っている若い人に
野菜をわけてあげられるようなおばあさんになりたいな、なれるかな。
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