目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

フードバンクに愛の手を

2009年09月27日 | 日々是々
「雇い止め、派遣社員切り」。
そんな言葉が社会に蔓延したのは、ほんの数ヶ月前だったように思います。
新聞やテレビでは少しずつその言葉が聞かれることが少なくなってきているようですが、雇い止めになってしまった人達の苦悩は続いています。

野宿者など生活困窮者へ登録団体を通じ食材を提供している団体
「フードバンク」。
その団体が、緊急に食材を必要としていることを知人の発行する通信から知りました。
(生活困窮者への食材提供を通じて、社会的に弱い立場に追い込まれた人たちが
生きていくための助けとなることを目的としている団体です)

緊急呼びかけ文によると、
「派遣切り」が社会問題したころから、
特に野宿者支援団体からのお米の希望が飛躍的に増加し、
今年に入ってからは毎月1tのお米を配送している状況といいます。
7月の配送を終え、事務所の冷蔵庫の在庫はわずか200kg、
このままでは生活困窮者の命をさせるお米が限界に達します。


この危機を乗り越えるために緊急のお米・資金のカンパを募っているのだそうです。

自分自身も弱い立場の人間ですが、少しでも助けになればと思い米8キロを含む
食材を送ることにしました。(お金はないので、自分たちの米びつから少々…(笑))


この情報を教えてくれた知人のナチュラルショップ「みずすまし」を経営する神田さんの
話によると、

「炊き出しの情報チラシを配布し、それを見た方がやってこられて、新しい顔がとても増えてるということです。
20代から40代の方も多く、またその方たちに、
コミュニケーション能力が無い方が多いということも言われました。
最近、朝日新聞とNHKでとリあげてもらってから、その対応に追われているそうです。
もともと、スタッフ体制もぎりぎりですから。
この国の働きかた、仕事のあり方が、かつての日雇いの時代とはまったく変わっている、
ということです」と興味深いお話をしてくれました。

お米以外に、お菓子や梅干、うどんなどを梱包しました。
野菜とかも送れるのなら、ミョウガとかきゅうりとかあるんですけどねえ…。
連れ合いが
「炊き出しなんかだとおにぎりの時とかあるだろうから、梅干しはもっとあるといいんじゃない?」
とか言ってくれました。
できた段ボール箱はずっしり10キロ強。

弱い立場の人たちがますます弱い立場になっていかないように、と願わずにいられません。

●お米のカンパ ・フードバンク 〒116-0014 東京都荒川区東日暮里1-36-10 「あうん」気付
※団体には精米機もあるそうで玄米でもOKだそうです。
●お金のカンパ  郵便局より 00100-0-538130 名義 フードバンク


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