2013年12月に1週間ほどシドニーに滞在しました。シドニー市街地の特徴は、まず坂が多いことが挙げられます。海からシティーエリアに向けて結構登ります。旅行用ガイドブックの地図には等高線は載っていませんので、これは実際に訪問するまでわかりませんでした。次に公園や街路樹が多く、ジョギングしやすい街だということ。日中もジョギングしている人は多く、短パンで街中を走っていても恥ずかしくありません。そして12月に関しては空気が乾燥していて爽やかで、ジョギングしても汗まみれになりにくいということです(ただし12月以外の季節に関してはわかりません)。
私のお薦めのジョギングコースを以下に画像とともに示していきます。
ホテルはシティーエリアに多いので、ハイドパークのシドニータワー近くの入り口を起点としました。ここから主に海沿いを1周します。約8kmです。詳しくは下の地図を見てください。オレンジ色の矢印がコースです。
もうちょっと短くしたい方はサーキュラーキーからシティーに直接戻っても良いと思います。このコースは、前半が特に潤いの感じられるコースですので。
ハイドパーク(Hyde Park)への入り口です。左側にセントジェームズ駅への入り口があります。ジョギングする人、観光の人、出勤する人、さまざまな人たちが交錯します。
ハイドパークは明るい公園です。
ちょっと暗く写ってますが、気持ちよい樹木のトンネル
ハイドパークの南端にあるアンザック戦争記念館
セント・メアリーズ大聖堂。正面の階段を駆け上がり、壁に沿って右に進みます。
大聖堂の沿いの通路。何度も通りました。
州立美術館に向かうアートギャラリー・ロード。公園らしくなってきます。
まっすぐ進み、ミセス・マッコリーズ・チェアを目指します。
ここでは王立植物園には入りません。車道(といってもほとんど車は通りません)沿いもこのように緑地が多く、歩道を外れて草地の上をクロカン気分で走ってもよいでしょう。
車道がなくなったあともそのまままっすぐ進めば、徐々に海が近づいてきます。半島状になっているので迷うことはありません。
海沿いにはプールもあります。ここには改めて訪問し泳ぎました。入場料金は6ドルです。
プールの水は淡水でなく、海水でした。
半島の先端が近づいてきました。
ハーバーブリッジが見えてきました。木の陰にはオペラハウスも隠れています。
海と木立とビル群と青空。
海沿いを進まず、ちょっと高台を走ったほうがより気持ち良いです。
前方にオペラハウスが見えてきます。
草に寝ころび、世界遺産とツーショット!
オペラハウスと海のあいだに通路があります。ぜひここに入っていきましょう。
どんどん先に進んでいくと・・・
ハーバーブリッジが視界にドカーンと飛び込んできます。
オペラハウスの反対側に出て、サーキュラー・キーへと南下します。海沿いに明るいテラスが続きます。
サーキュラーキーの人混みをくぐりぬけ反対側を今度は北上します。
外国船旅客ターミナルが現れます。右側の海沿い(ここには写っていません)にもすすめますが、岸壁の先端まで行ってしまうと行き止まりとなります(下の画像参照)
このあたりで建物をくぐって左に抜けましょう。
正面の集合住宅風の建物はパークハイアットホテル。
対岸に浮かぶオペラハウス。
パークハイアットホテルを海に沿ってまわり込むとドウズポイント公園(Dowes point Park)。大砲が飾ってあります。
ハーバーブリッジの下を弧を描きながら走ります。
右側は開発中のエリアのようす。少し潤いに欠けます。
ここは一直線に南下していきます。
1kmほど南下して右に曲がるとダーリングハーバーです。桟橋のボードランを楽しみましょう。
正面にピアモント橋。この左角に水族館(シドニー・シーライフ・アクアリウム)と動物園(ワイルドライフ・シドニー)があります。
ここがワイルドライフ・シドニーの入り口。この木立の中にコアラがいます。
コアラわかりますか? 無料で会えるコアラです。ただしオープンは朝9時です。
ピアモント橋から続く通路。ここでハイウェーを横断します。
マーケットストリートを東に進めば前方にクイーン・ヴィクトリア・ビルディング(QVB)が現れます。
あとはタウンウォッチングしながらホテルへ戻ります。
このコースはひとつの例であり、どのように走っても楽しめるのがシドニーです。
地図を小さく折りたたんで持参し、ぶらぶらと走ればいろいろな発見があるはずです。
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