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セックスボランティア

2023-08-29 20:42:27 | 日記
河合 香織 著 新潮社刊 2004年初版 238P 2130円・・だが2009年に古本で買った時は1円でした。
テーマは障害者だってやっぱり、恋愛したい。性欲もある。その思いを満たすための「性の介助」の現実とは? だそうで週刊朝日に連載されてたものを加筆修正して単行本化したもの。当時の価格が1500円+税なんで 税込みとは言えなんでこの値段?と思う。まあ あたしも精神障害で手帳を持ってた時期もあるのでまんざら他所の世界の話ではない。本の山を整理してたら底から出てきたんで 残したい本では無かったんだろうが 古本屋に捨ててくる前にもう一度パラパラと読んでみた。こういう性に関する本は図書館が買ってくれないので 安ければ買う。主に 重度の身障さん 知的さんの話がメインで 他にもオランダまで取材に行ってる(向こうではオープンだそうだが利用者は少ない)が 事例とインタビューがメインなので 内容が薄い。大多数の人たちが どこの星の話だ?というぐらいごく一部にスポットをあてて書かれてるので 新潮社もよく単行本化したな・・と。他に何書いてるか?と見てみたが単行本で5冊くらいだし読んだことも無ければ読みたいと思うのも無い。本作がデビュー作のようだけど 健常さんなら余計に明快な方向を示せない領域に足突っ込んで 足を取られてやっと抜け出したみたいな感じがする。確かに切り捨てられる領域の話だが もう少しなんとかならんかったんだろうか?週刊誌の連載ならこれでもいいんだけどね。
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