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中央線をゆく、大人の町歩き: 鉄道、地形、歴史、食

2023-12-19 04:08:26 | メンタルヘルス
鈴木 伸子著 河出書房新社刊 2017年初版 203P 726円
著者は飯田橋の出版社勤務だったらしいが 何者?とググってみたらこんな人
「主婦と生活」を皮切りに多数の女性誌編集に携わる。1981年「ESSE」(扶桑社)の創刊メンバーに加わり、編集長として100万部雑誌に育てる。新雑誌「LUCi」創刊・編集長を経て、2000年に株式会社扶桑社取締役。
1950年生まれだから今73か・・いい仕事してるな・・と思う。文庫で726円とお安いので気軽に買えるけど 中央線沿線在住でない限り 中央線?ああ 東京から長野に行く電車ね・・くらいの認識だと思う。本書は中央線と言いながら都内だけ つまり東京から高尾までの各駅の文化 戦後の街の紹介がメインで amazonのレビューに浅い・・と書いてるバカがいるので むかっとして良い評価を書いた。編集がうまいなーと思うのは 新宿から始めて吉祥寺で一旦終わり 次は東京から代々木まで そして三鷹から高尾・・て構成になってるところだ。内容も歴史やら文化のある店やら文化人の紹介をうまいことまとめて ニヤリとさせてしまう。まあ沿線に住んでる人を読者として書かれた本。 あたしは元京都の職人を目指してたがソフト屋に転向して東京に出たクチ。当時親が吉祥寺にいて仕事はいくらでもあるわよ~という甘言にのせられたわけ。東中野のソフト会社から三鷹 府中とソフト畑。 住んだのは吉祥寺・国分寺・国立だ。中央線沿線というのは文士や70年代のヒッピーなんかの若者文化 そして喫茶店文化が濃く 東京でありながら東京を醒めた目で見てるところに好感が持てる。東京在住だが都内に興味が無く もう20年以上になるが 山手線乗ったのは数回で 銀座や赤坂 原宿なんてどこにあるのかすら知らない。池袋も渋谷も行ったことはないし行きたいとも思わない。新宿はバスタ新宿だけ。基本的に東京に興味が無いが中央線沿線は好き。本書 住んでないとほぼ興味が無いからか マケプレでは1円から非常に良いがごろごろある。あたしも最初はつまんないだろうなーと思ったがamazonの欲しいものリストから削除する前に図書館検索したらあったので借りてみて 即マケプレで買った。買った古本屋が南武線 稲城長沼のお店・・て最後までローカル色満載。中央線沿線に住んでる方には とても良い本なので強くお薦めしたいが それ以外の方には絶対お薦めしない。個人の感覚で言えば 下京の山鉾町 つまり祇園祭の鉾や山を持ってる町内に暮らしてる方達と同じで町内が世界・・という感覚に近い。あたしの東京は新宿から西 立川までなのだ。他に 山手線をゆく、大人の町歩き: 鉄道、建築、歴史、食・・てのも書いてられるがこれには全く興味が無いw
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