性懲りも無く

メンタルヘルスではなくて本であるｗ
半ば死にかけて　マイルスの自伝６００ページを読みきったので返却してきたのだがよせばいいのに　また書架を見てたら　amazonの欲しいものリストに入ってた１９６９年のwoodstockの裏話の　ウッドストックへの道　マイケル・ラング著（こいつがあの大フェスティバルの主催者だ　まだ若いのに）が目にとまった。Ｗｏｏｄｓｔｏｃｋといえば　あたしにとっては大きな影響を与えた映画でもありアルバムでもあるので　迷わず抜き出す。　ふと隣を見たらエリック・クラプトンの自伝まである。都合２冊で１０００ページ近いのだが　これを２週間で読みきれるか？なんて考えずに借り出した。どちらも３０００円前後なので　失業者にはとても買えない。えいままよ・・とクラプトンの自伝から読み始めたのだが　自伝てどうしてこうも読みづらいのか・・・１００ページ読んだところであえなく挫折である。　ではもう１冊のウッドストックへの道の方はというと　あの歴史に残る大フェスティバルをたかだか２時間強の映画で見ただけなので興味深々で一気に読んでしまった。といっても３日くらいかかったのだが。　１９６９年のｗｏｏｄｓｔｏｃｋがなぜあれほど素晴らしかったのに９０年代に再演された（レッド・ホット・チリ・ペッパーズなんかが出てる奴ね）方があんなにつまらないのかが最後にあかされるわけだが　まあいい時代にいい音楽を聴いて育ってきたのだなぁ・・と我ながら嬉しく思うのである。これもＲｏｃｋファン　それも６０年代から７０年代まで限定だが　その時代に聴いていた人にはお奨めの１冊である。最終的に６９年のｗｏｏｄｓｔｏｃｋは１４００万ドルの経費がかかったそうだが　若いアメリカ人がここまでやれる・・というのを見るとアメリカ人のパワーはすごいな・・と思うと同時にアメリカという国のチャンスの多さにも感心するのである。まあ時代が良かった・・というのは大きいけどね。で　読み終えたので　もうクラプトンの自伝行くしか無いでしょう・・と読み始めた。少年時代の話は読みにくかったものの　クリーム以降は実際に聴いて育ってきてるので　裏話が見えて面白い。こっちは極めて真っ当な訳者なので読みやすい。マイルスが不良ヤンキーみたいな書き方だとすれば　クラプトンの方はできのいいギター小僧が順当に・・という感じで読みやすい。これもお奨めする。既に絶版になっているようであるが　amazonではまだ手に入るので　書棚におさめることをお奨めする。ちなみにあたしはもう買って手元にあるｗ　あたしはクリーム以降のアルバムはほとんど持ってるので良書だと思うのだが　クラプトンを聴いたことの無い人にはあんまりお奨めしない。マイルスがクスリの世界どっぷりだったようにクラプトンはアルコールの世界どっぷりで（まあ　後期はタバコもアルコールも止めて復活してるのだが）音楽業界の裏側を見る意味では面白いとは思うが　世代が違えば聴く音楽も違うので無理にはお勧めはしない。

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仕事の話で　メンタルヘルスではないのはご勘弁。
ハロワの説明会だの訓練校の相談なんかがあって　しばらく活字は・・というか　先のマイルスの自伝で悪戦苦闘していたので　本の方は何も借りてなかった。ハロワのほうは　このまま同業で再就職したいのだが　いかんんせんソフトの現場を離れて１０年以上　その間は生産管理だの品質保証やハードのシステムをやってたので　これじゃぁ使えないだろうと　訓練校に行こうと思ってる。リストラくらった３年くらいは内装屋もやってたので　選ぶコースはネットワーク構築とマンションリフォームである。ネットワークは基礎的な知識はあるものの　今の時代シスコシステムズのＣＣＮＡは最低で　できればＣＣＮＰが必須の時代である。なので　これを目指してネットワークの講座を・・と　あとマンションリフォームは多少木工の知識はあるし水道工事はできるし友人は電気工事士を持ってるので就職できなくても自室の改装くらいはできるなぁ・・という不純な動機であるｗ　ところがこれ　どちらも募集定員が３０名と少なく　おまけに数学と国語の試験がある。一応ハロワで過去問をくれたのだけれど　平方根の計算だの二次方程式だのとうの昔に霧の中に置き忘れてきたような（そりゃそうだ　もう何十年も使ってないんだからｗ）知識なので　遅ればせながら数学の参考書だの漢字検定の本だの積んではあるのだがまだ手をつけてない。申し込みは６月末で試験が８月末なんでなんとかなるだろう・・と踏んではいるのだが　どうなることやら。訓練校通ってる間は１０万の手当てが出るらしいのだが　併給はできないので　その間は失業保険は止まる。雑に計算すると失業保険の方が多いので　悩ましいところなんであるが　まあキャリアアップの為には仕方ないというところか・・・で　先日マイルスの自伝とＳＥＯの本を返さないといけないので電車に乗って出かけて行ったのだが　ハロワは目と鼻の先なのでついでに相談してきたら　併願できないそうで　食えそうにないマンションリフォームよりはスキルアップのできるネットワーク講座の方に申し込むことに決めた。障害オープンで一般の講座に申し込むので　主治医の意見書がいるらしく　それの用紙ももらってきた。１８日がクリニックなのでその時に書いてもらうつもりだが　またお金いるので　ちょいと憂鬱なのである。

ジャンキー？

またもメンタルヘルスと言いながら　そうではない。
相互利用できる図書館でマイルス・デイビスの自伝を見つけたので　早速相互利用カードをこさえて借りてみた。６００ページもある大作なのでこりゃかなり手こずるなぁ・・と思ったのだが　amazonの欲しいものリストに入ってる本なので欲しかったのだが　いかんせん３２４０円・・高すぎる。相互利用なので２週間しか借りられず　おまけに延長もできないので　まあ必死になって読みましたとも。ビ・バップからハード・バップ　ビッチェズ以降のエレクトリカルマイルスに至るまで　有名なミュージシャンはみんなコカインとヘロインの中毒なんである。クスリで死んだ有名人も多い。Ｊａｚｚの世界ってまあこんなもんだろうな・・と思っていたがマイルスが書くのだから本当なんだろう。そういう意味ではＪａｚｚファンにとっては面白い本である。ただし読みにくい。訳者がせめて曲名くらい英語表記にしてくれれば　あああの曲か・・と思うのだがカタカナ表記で　ここでまずつまずく。で　マイルスのオートバイオグラフ　つまり自分で書いてるわけだが　この訳者がマイルスをヤンキー小僧みたいな描きかたで書くわけで　これで更に読みにくい。でも６００ページ読んでこの価格は納得である。あたしみたいに５０年代から７０年代を中心に聴いてる人には是非お奨めしたい一冊である。