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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

孤立化する子育て環境が、保護者を独走させる

2013-06-25 | 教育
ガラス割った生徒の親「ここに石があるのが悪い」(dot.) - goo ニュース

まさか!
と思うことが、本当にあります
記事の中に登場する保護者の発言もありえる現在です

こんな一例もあります
子どもが喫煙で指導される
生徒の手には、しっかり「火のついたタバコ」
しかし、学校に呼ばれた保護者は
「うちの子は吸っていない。持っていないかった。と言っています」
と、親子で喫煙行為を否定。
学校も教職員も警察ではありませんから
「証拠がある」からと、指導を強制することもできません
大抵、こうしてこじれると、保護者は
地方議会の保守系議員に泣きつきます

結局、喫煙した生徒に指導をしようとした教員側が
圧力をうけて、精神的に追い詰められます

これは高校での出来事ですが
小学校でも、こうした「芽」をもった児童や保護者はいます

なにが背景なのか?

「自己責任」という風潮だと考えられます。

今の保護者が「ゆとり世代」たから…と簡単に置き換える人もいそうですが
それには、まだ時代が早い。どちらかといえば「詰め込み世代」に括られる年代です。

家庭での子育ても「孤育て」というように、ちょっとしたことを相談できる相手がいない

学校現場では、無駄な会議と書類の作成に時間を取られ
児童・生徒・保護者と対話する余裕がない

我が子になにか問題が生じたら
自分(=保護者)が責められる

自分を守るためには
学校や教員に全ての責任を転嫁させる

「先に攻撃したほうが勝ち」

悲しいくらいに人が人を育む環境は今の社会にはないような気がします

悪循環はとこかで断ち切らねばなりませんね
子どもたちを将来的に「孤立した大人」にしないためにも…