yagiq

Ammazzare il tempo

金曜特別ロードショー「沈まぬ太陽」

2011年02月11日 22時56分22秒 | テレビ番組・映画
山崎豊子の原作は読んでいません。
映画の内容からだけで斟酌しても、JALがつぶれたからこの映画が作れたのだろうと想像してしまいますね。
最初に、「この映画はフィクションだ」というような字幕が出ますが、大嘘ですよ。
御巣鷹山にジャンボが落ちた話ですからJALの会社の内部の様子を暴いたのが原作のはずです。

会社側から疎まれた不運な男の役を渡辺謙が好演しています。
会社への詫び状1枚を書かないという意地を通して、パキスタンのカラチ、イランのテヘラン、ケニアのナイロビへと続けさまに飛ばされる。

ケニア、一度だけ訪れたけど、いい国でしたよ。
なつかしいなあ。
あんなに生き生きとした野生動物は、日本では見られない。
キリンも食ったし、ツアーの3食が驚くほど美味かった。
国を挙げて観光に力を入れていることが、ようくわかった。

現役のとき、旅行会社からこう言われたことがある。
「ツアー客を死なせることだけはしてくるな。」
客が死んだら赤字になるらしいことがわかった。
御巣鷹山の事故の当時からJALの経営は傾いていたのかも。

「沈まぬ太陽」を見終わって、JALはつぶれるべくしてつぶれた、というのがよく理解できました。
昔から会社の内部は腐っていたんですな。

4時間のテレビCM込みの映画「沈まぬ太陽」、見ごたえがありました。
アフリカ大陸、一度は行ってみるべきところですよ。
人生変わりますから。
私もケニアを訪れて大地溝帯やアフリカの太陽を見なければ、今の人生を送っていません。


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6 コメント

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ANA (愚呑)
2011-02-12 05:37:52
アフリカ大陸もキリンの肉も知りませんが、最近、JALは乗りませんね。
以前にトトロがJALで嫌な思いしたらしく、数年来ANAです。
破綻してからは知りませんが、確かにサービスと言うか態度と言うかANAに比べ悪かったですね。


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Unknown (たかの)
2011-02-12 08:02:08
沈まぬ太陽は録画してありまして,ゆっくり通勤の時にでも見ることにしています。

ちょいこの間,コドモがナイロビに6ヶ月ほど出張してきました。
職場と住宅の間の怖い街(世界一だそうですね)を避けるため,毎日送迎の車があったそうです。
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Unknown (TOM)
2011-02-12 11:18:30
だいぶ前に、原作を読みましたが、うまくまとめるものですね~。
4時間の映像で、よく作品の特徴をだしていると感心しながら見ていました。
配役も良かった。
特に渡辺謙は、恩地元のイメージにピッタリでした。
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愚呑さん! (yagiq)
2011-02-12 13:57:31
サービスに関しては、もう忘れました。
最近は飛行機を使うような遠いところへ行かなくなりましたからね。
それにどんどんチケットは格安になって、昔のように海外旅行は花ではなくなりました。
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たかのさん! (yagiq)
2011-02-12 14:00:46
観光で訪れるのと仕事で訪れるのとは、だいぶ事情が違うでしょうね。
確かに治安は悪いと聞きました。
それより夜の暗さに驚きましたよ。
日本の都会の夜は明るい。
夜の暗い街は治安が悪くなるのは当然でしょうね。
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TOMさん! (yagiq)
2011-02-12 14:04:31
原作に忠実に作ってありましたか。
普通は、本を読んでから映画化されたものを見ると落胆しますけどね。
そういうことなら原作を読むのをやめておきます。
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