yagiq

Ammazzare il tempo

感染遊戯

2013年11月29日 13時10分27秒 | 
誉田哲也の「感染遊戯」を読みました。
「姫川玲子シリーズで、すでに300万部売れた」と帯に書いてありますが、読み進めると勝俣の話が多い。
読み終わって、もう一度帯を見たら、後ろ側に「主役はガンテツ(勝俣)!!」と書いてありました。

感染遊戯/インフェクションゲイム、連鎖誘導/チェイントラップ、沈黙怨嗟/サイレントマーダー、推定有罪/プロバブリィギルティと続くので、最初は短編集かなと思える雰囲気でしたが、後半、それぞれの物語が1つに紡がれて行くのです。
非常に緊張感のあるストーリーでした。

誉田さんは、物語のテンポが、いつもどおり速い。
それに明らかに、テレビのドラマ化を意識した内容です。
でも、面白いドラマに仕上がるでしょうね。

またロイン

2013年11月27日 09時52分13秒 | 
久しぶりにあんずどんと夢さんと3人で合流し、買い物と食事へ。
まずは阪急デパートのイングスで、前から欲しかったフォックス・ファイアーのゴアテックスの3ウェイコートとノース・フェイスのパンツをゲット。
じわっと効いている暖房で喉が渇いたので、同じ階にあるコロンバンで生絞りオレンジジュースを注文。
本当に「生絞り」なのかをチェックしたら、本物でした。



その後、新阪急ホテルの地下にあるステーキハウス「ロイン」へ。
今回は夕食なので、牛肉は「国産牛」から出世して「極上」になりました。
夢さんはフィレを110グラム、yagiqはフィレを140グラム、あんずどんはサーロインを200グラム。
うち夢さんの10グラムはyagiqに回って来て、実際に食べたのは150グラムかも。
あんずどんとはサーロインとフィレを1切れ交換して味見してみましたが、焼き具合レアのサーロインを消化できる胃袋を、yagiqはすでに持ち合わせていませんでした。
あっさりとしたフィレがいいです。





今回は、ご飯ではなくパンを注文しました。
その後、新阪急ホテルのロビー階のカフェで、チョコレートマカロンのケーキをコーヒーと共に。



こういう食事って、身につきますなあ。
来月の12月もロインを訪れることが決まっています。
ちーと若者をランチに連れて行くので、国産牛フィレ250グラムで辛抱しておいてもらおうかと、現在思案中・・・

輝く夜

2013年11月23日 14時16分13秒 | 
百田尚樹の「輝く夜」を読みました。

魔法の万年筆

ケーキ
タクシー
サンタクロース
という5つの短編集です。

どれも心がほんわか温まる物語でした。
クリスマス・イブが近づいてきた、このシーズンにぴったりの本です。
百田さん、こんな洒落たストーリーも紡げるんですね。

小暮写眞館 上・下

2013年11月20日 14時13分57秒 | 
久しぶりに宮部みゆきの本を手に取りました。
題名は「小暮写眞館」
この「眞」、「しゃしんかん」からの変換ではすんなり出ないのですね。

この本を読んでいる途中に、子どもの頃に学校の図書館で借りた「五月三十五日」と「名探偵カッレくん」という2つの小説を思い出しました。
文章のリズムが似ているからかな。
子どもの頃から読書が好きだったので、この人生でかなりの冊数を読んでいると思います。
でも、どうして「五月三十五日」と「名探偵カッレくん」のことを思い出したかと言うと、最後まで読まなかった本当に数少ない本のうちの2冊だからです。
このときに思ったこととは、「図書室で借りると、期限が迫ったら本を返さなくてはならない。お金を出して買えば、マイペースで読書ができる。」でした。

閑話休題、「小暮写眞館」を最後まで読みましたが、想像していたより幼稚な物語でした。
それに作家の自己満足型の文体には、少々辟易させられました。
今までに読んだ宮部みゆきの本の中で、一番退屈でしたよ。
と、このブログ記事を書き終わりたかった・・・

しかし、宮部みゆきの筆力がそれをさせてはくれません。
この本、読んだことを一生忘れないだろうなあ。

秋味

2013年11月16日 10時49分30秒 | 
今月の13日の水曜日に、久しぶりにあんずどんが泊まりに来たので、最寄りの居酒屋で食事をすることになりました。
その前に、まつたけを戴きましたので、あんずどんに焼いてもらってポン酢やら塩やらをつけて、ビールを飲みながら美味しくいただきました。




その後は予約していた居酒屋へ。






今まではどこで食べても酒盗は臭みがあって閉口しましたが、初めて美味しい塩辛が食べられました。




生タコとシマアジとヒラメです。




霜降り馬刺し。




子鯛の天ぷら。




びっくりするほど大きな銀杏。




ワカサギのてんぷら。
ちょっと苦味が薄いように感じました。




ハーブウインナー。







最後は、おにぎり2個としじみの味噌汁とお漬物の盛り合わせでした。


久しぶりのロイン

2013年11月11日 14時14分17秒 | 
偽装ランチで有名な新阪急ホテルに入り込んでいるステーキハウスのロインで久しぶりにステーキを食べました。
食べ始めると同時に写真を撮っておいて、あとはゆっくりランチビールを飲みながら食しました。
他には、ターサイやもやしが付いていますし、最後には好みのジュンサイが入った赤出し・香りの物・ご飯も付いてきました。



牛肉の量は一人前110グラムと少なめですが、和牛。

日本はなぜ 世界でいちばん 人気があるのか

2013年11月05日 14時46分53秒 | 
竹田恒泰さんの「日本はなぜ 世界でいちばん 人気があるのか」を読みました。
竹田さんのことは、いつもテレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」で見ています。
明治天皇の玄孫とか。
好感度が高いので、一度彼の書いた本を読んでみようと思っていました。
先日、本屋に立ち寄ったら、偶然にも「日本はなぜ 世界でいちばん 人気があるのか」が目立つところに置いてありました。

最初の「この本を手に取った方へ」の部分は、竹田さんの直筆のようです。
なんと字の下手な人なんでしょう。
まあ、本は内容ですからね。

竹田さんに教えてもらわなくても、私には日本人の矜持があります。
私が日本人として誇りをもったのは、仕事で海外に出てからです。
日本人の素晴らしさや凄さは、やはり異邦人と比べるとすぐに気がつくことです。

日本が好きで、あるいは日本に興味を持って、日本を訪れている、または住んでいる外国人にいくら接触していても、相手の人種を理解することはできません。
アメリカ人がどれほど差別意識が強烈か、中国人と韓国人がどれほど日本人を憎んでいるか、そしていかに日本人に対して劣等感が強いかは、実際にその国に足を踏み入れなければ気づきません。
それと、お金を落す観光客という立場では気づかないかも。

竹田さんが記しているとおり、日本人の矜持というのは日本のパスポートを手にしたときに感じます。
日本のパスポートは強烈な力を持っています。
そのパスポートを持つ予定のない日本の若者は、この本を読むべきでしょう。
そして日本人というのが、地球上で一番有能な民族であるということを理解しましょう。