遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

蚕 豆

2023-05-12 16:32:09 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月12日(金)

そら豆 : 蚕豆、はじき豆


マメ科の二年生蔓性の作物。 原産地は不詳とされるが、
古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。
2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。


その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に
3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の
豆(種子)が含まれる。


莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの
実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という
字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)
近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、
一年中食べられるようになった。


生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空
気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日
間だけ」といわれるように、鮮度落ちが早い。
食べる前に莢から豆を取り出すのがよいとされる。豆の鮮度
は豆の先端の筋(爪と言われる部分)は、俗に「お歯黒」と
呼ばれ、若い豆は瑞々しく緑色であるが熟れ過ぎると「お歯
黒」状態になってくる。

蚕豆をミキサーで、、ミルクを加え温める。


食感が固くなるが、実がよく熟れているのでスープにすると
濃厚な味わいになる。

旬」の若い蚕豆はやはり、塩茹でにして頂くのが良い。


ビールのお伴には最高、、そろそろビールの美味しい季節。



今日の1句

そら豆のぽんぽんと爆ぜ皴の手に  ヤギ爺


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