令和4年7月15日(金)
茗荷の子
東南アジア原産の野菜の一つ
地下茎を持つショウガ科の多年草で、古くに日本へ渡来し
里近くの山野の湿地などに野生化する。
多くは栽培されて居り、全草に独特の芳香を有する。
7月頃に地下の根茎から新しい茎を伸ばし、茎頂に花序を
付ける。
これを「茗荷の子」といい、花の咲く前の蕾のこと。
その後、淡黄色の花を咲かせるが一日で萎んでしまう。
この茗荷の子を一般に「茗荷」と呼び、我々が口にする。
独特の風味と香りがあり、夏の貴重な食材となる。
汁にいれ「茗荷汁」を楽しんだり、刻んで薬味として、
冷奴や冷素麺などのつけ汁に加える。
他に甘酢漬け、和え物、天婦羅などにして食される。
甘酢漬け、
和え物、
天婦羅、
戻り梅雨のような蒸し暑さと猛暑に、食欲が減退する中で
我が家では連日の様に「冷奴」や「冷素麺」は欠かせない。
茗荷のシャキシャキした触感と香りは夏の定番だ、、、、
今日の1句(俳人の名句)
老が歯のきれ味ゆかし茗荷の子 正岡 子規
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