遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

東日本大震災追悼

2023-03-12 15:43:01 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年3月12日(日)

東日本大震災追悼

昨日(3月11日)、東日本大震災から12年目が経過した。
凡そ2万2千人の犠牲者を出し、全国には今なお3万人以上
の方達が避難生活をされて居られる。

津波、
震災直後、
復興後、

昨年から国の追悼行事は行われず(国は10年で廃止した)
東北三県(岩手、宮城、福島)を中心に、各地で追悼行事が
行われた。

地震発生の午後2時46分、遺族らが大切な人達の面影を胸
に黙祷を捧げた。

福島県主催の追悼式典には、政府を代表して岸田首相が出席
し、「福島県の本格的な復興と再生、東北の復興に全力を尽
くす」と述べた。

それとは裏腹に、今年は「原発処理水の海洋放出」が決定し
ている。地元の漁業協同組合等は反対(風評被害の恐れ)を
しているが、地元の意見を尊重すると言いながらこれを無視
して強行する様である。
更には、一時原発を順次廃炉にして行くとしながら、原発の
再稼働を次々に打ち出している。(ロシアに依るエネルギー
危機を理由にとか、)

今だに福島原発の廃炉処理は全く進行せぬ儘、建屋や炉心の
解体、廃炉ゴミの埋め立て、核燃料・放射性廃棄物処理等の
問題を棚上げしたまま再稼働を強行する構えのようだ。
デブリの取り出し難航
廃棄物は何処へ、、
放射性廃棄物(缶に亀裂も?)
これらに掛かる費用は膨大(天文学的数字)、何十、何百兆
円かかるか計り知れない。
政府は原発は他のエネルギーに比べ安価であると主張される
が、これらを加算すれば何十倍もの金がかかる。
廃炉ゴミ埋立地で引き受け手がなく、地方自治体に金銭で任せ
ようとする。(フィンランドでは地下数百メートルに洞窟を掘
り、何万年も保管出来るというが、、、、、)
フィンランドの地下洞窟、

原発の処理水海洋放出の問題
処理水貯蔵タンク群、
処理水の海洋放出、

薄め水道水と同じレベル、?

また、処理水(大幅に薄めて海洋に流す)が安全だと仰るの
なら、政府与党関係家族、原発推進派の方々へこの水をお配
りして生活用水に利用して頂けば良い。彼等のお宅に毎日ド
ラム缶で配送し使用(廃炉処理費用に比べれば、配送料等ビ
ビ足る物)風評被害の心配もない。 その上で安全が確かめ
られたら、改め海洋放出を考えれば漁協も納得されるかも。
全国に運用中の原発は33基、その他12基(廃炉、建設等)
この維持管理費用等の問題山積みである。


米国は日本の廃炉処理は百年はかかると述べている。

我が町での避難訓練は、コロナの影響で3年間中止された。


3年前の訓練、

この日東日本大震災の様々な映像を目の当たりにして、避難
訓練の重要性を思い出してみる。 


今日の1句

涅槃西風廃炉の街を浄めをり   ヤギ爺



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