令和3年4月19日(月)
乗馬許可の日
今日(4月19日)は、「乗馬許可の日」だそうです。
1871年(明治4年)、この日を乗馬許可の日とした。
古来から馬術は武芸の一つであり、刀剣や鉄砲等と同じ
ように兵器として扱われて居り、江戸時代には武士以外
の者(商人、農民等)は乗馬を禁じられていた。
江戸幕府から明治新政府に代って、一般庶民にも乗馬を
許可される事となった。明治以降は日本の伝統の馬術で
はなく、西洋式の馬術を主として発展していった。
因みに、江戸時代の武芸十八般とは、
弓術、馬術、槍術、剣術、水泳術、抜刀術、短刀術、十手
術、銑鋧剣(しゅりけん)、含針術、薙刀術、砲術、柔術、
捕手術、棒術、鎖鎌術、銛術、隠形(しのび)術をいう。
先日(4月11日)、競馬クラシック「第81回桜花賞」
が阪神競馬場で行われ、2番人気の「ソダシ」が優勝した。
全身白毛馬がクラシック・レースで優勝したのは初めての
こと。 この馬はデヴューから3連勝中とのことである。
名前の「ソダシ」は、サンスクリット語で「純粋、輝き」
その名の通り白く輝いていた。
サラブレッドの「白毛馬」は極めて珍しい様である。
優勝を祈念して、まっ白な馬のぬいぐるみをネット販売
したところ、僅か数分で売り切れたようである。
JRA(日本中央競馬会)では、サラブレッドの毛色は、
8色あり、中でも白毛馬は僅かしかいない。その理由は
未だ解明されていないようである。
白毛に近い毛色で、黒や茶色の混じる「あし毛」があり
あし毛の怪物と言われた「オグリキャップ」(1987
年~1990年)が有名である。
地方の笠松競馬(岐阜県)からデヴュー8連勝をして、
中央競馬会入りしたが、中央競馬に登録されていなかっ
たため、クラシック3冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)
には出場出来なかったが、天皇賞、宝塚記念、有馬記念
ジャパンカップ等で大活躍し、第二次競馬ブームを引き
起こした。日本中でオグリキャップを知らぬ者は居ない
(ヤギ爺でも)程、人気でマスコット人形は飛ぶように
売れた。
第一次競馬ブームはあの「ハイセーコー」である。
(ハイセイコーも地方競馬(大井競馬)出身である。
日本でも、乗馬が人気スポーツになったのも「この日」
乗馬許可の日のお陰かも知れない。
今日の1句
仔馬跳ね草喰む親をからかひぬ ヤギ爺
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます