遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

乗馬許可の日

2021-04-19 15:58:35 | 日記

令和3年4月19日(月)

乗馬許可の日

今日(4月19日)は、「乗馬許可の日」だそうです。

1871年(明治4年)、この日を乗馬許可の日とした。

古来から馬術は武芸の一つであり、刀剣や鉄砲等と同じ

ように兵器として扱われて居り、江戸時代には武士以外

の者(商人、農民等)は乗馬を禁じられていた。

江戸幕府から明治新政府に代って、一般庶民にも乗馬を

許可される事となった。明治以降は日本の伝統の馬術で

はなく、西洋式の馬術を主として発展していった。

因みに、江戸時代の武芸十八般とは、

弓術、馬術、槍術、剣術、水泳術、抜刀術、短刀術、十手

術、銑鋧剣(しゅりけん)、含針術、薙刀術、砲術、柔術、

捕手術、棒術、鎖鎌術、銛術、隠形(しのび)術をいう。

 

先日(4月11日)、競馬クラシック「第81回桜花賞」

が阪神競馬場で行われ、2番人気の「ソダシ」が優勝した。

全身白毛馬がクラシック・レースで優勝したのは初めての

こと。 この馬はデヴューから3連勝中とのことである。

名前の「ソダシ」は、サンスクリット語で「純粋、輝き」

その名の通り白く輝いていた。

サラブレッドの「白毛馬」は極めて珍しい様である。

優勝を祈念して、まっ白な馬のぬいぐるみをネット販売

したところ、僅か数分で売り切れたようである。

JRA(日本中央競馬会)では、サラブレッドの毛色は、

8色あり、中でも白毛馬は僅かしかいない。その理由は

未だ解明されていないようである。

白毛に近い毛色で、黒や茶色の混じる「あし毛」があり

あし毛の怪物と言われた「オグリキャップ」(1987

年~1990年)が有名である。

地方の笠松競馬(岐阜県)からデヴュー8連勝をして、

中央競馬会入りしたが、中央競馬に登録されていなかっ

たため、クラシック3冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)

には出場出来なかったが、天皇賞、宝塚記念、有馬記念

ジャパンカップ等で大活躍し、第二次競馬ブームを引き

起こした。日本中でオグリキャップを知らぬ者は居ない

(ヤギ爺でも)程、人気でマスコット人形は飛ぶように

売れた。

 

第一次競馬ブームはあの「ハイセーコー」である。

(ハイセイコーも地方競馬(大井競馬)出身である。

日本でも、乗馬が人気スポーツになったのも「この日」

乗馬許可の日のお陰かも知れない。

 

今日の1句

仔馬跳ね草喰む親をからかひぬ   ヤギ爺



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