遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

狗尾草

2022-08-23 16:45:30 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年8月23日(火)

狗尾草 : 猫じゃらし

イネ科の一年草、草丈50~60cm

葉は同じ属の麦や粟に似ているが、イネ科としては
やや幅広で細長い楕円形、艶の無い緑色の葉をつける。
茎を含む葉鞘とその部分に薄い毛が生えている。
花序は円柱形で一面に花が付き、多数の毛が付き出し
ブラシ状になる。

狗尾草は現在では食用にされないが、粟の原種で食用
として使用されていた。
江戸時代、飢饉の頃にはカラスムギ等とこれを食用と
して飢えを耐えたと云われている。

狗尾草は平地に普通に生え、公園、空地等何処の道端
にも群れている。
花穂を仔犬の尻尾に見立て「狗尾草」(えのころぐさ)
と呼んだ。
また、猫をじゃれさせるので「猫じゃらし」と呼んで
親しまれる。 子供達は狗尾草と言うと、「ン、、?」
と首を傾げるが、猫じゃらしと言えば「ア、これね。」

全世界の温帯に分布する。
日本でも日当たりの好い畑地、荒地等に群れている。
縄文時代の後半には、粟作と共に粟の雑草として大陸
から伝わったと記録が残る。

連日猛暑が続く、8月は恒例となって居る公園の草取
りは、熱中症予防のため休止となった。

その間、時折り続く豪雨と繰り返す日照りに雑草達は
休むことなく、充分な水分補給と太陽の恵のお陰か、
これ見よがしに伸び放題、草茫々状態となって居る。
公園、
駐車場、
道端、

公園、駐車場横、空地、また道路の端や割れ目等にも
容赦なく、蔓延っている、、、、。
時折、訪れる子供達が踏みしだくのも何のそのだ。
ハマノエノコロクサ(変異種)




今日の1句

狗尾草仔犬と伴に燥ぎをり   ヤギ爺

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