遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

冬浅し

2022-11-11 16:01:47 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年11月11日(金)

冬浅し : 初 冬

冬になったばかりで寒さも厳しくない頃
「初冬」は暦の上での事実であるが、そんなに寒くもなく
未だ晩秋の感じが残り、朝方は大気も冷えて引き締まった
快い感触を覚える。


まだ草紅葉や芒の穂も残り、枯れていく萱や蓮が目に付く
季節である。
枯蓮、

枯尾花、

収穫の済んだ田畑が俄かに冬めいた姿を見せる頃でもある。
刈 田、

今朝、体操教室へ出かけるカミさんがスマホを忘れた。
慌てて、スマホ片手に玄関を出てカミさんを追いかける。
早くも50m程先を行くカミさんの姿に声を掛けるが、、
止むを得ず小走り(いや足が縺れ、ヨタヨタと)で追う。
遅いはずのカミさんの足が速く、中々追い付かず、、、、
やっと大通りの交差点(赤信号)で停まっている。
息切れた声で、「オイ、、これを」殆ど行き絶え絶え、、
振り向きざま、キョトンと、、笑顔になり「有難う、、
途中で気が付いたけど、今から家に戻るとバスに間に合
わないので、、、、」笑顔で、信号を渡って行った。

当方は、ゆっくりゆっくり今来た道を帰りゆく、、、

家の前の公園で一休み、、汗ばんだ体をベンチに座し、
赤や黄色に染まった木々を眺める。

 
地面は殆ど枯草となり、その上にビッシリと落葉が降り
積もっている。 微風が心地よい日和だ、、、、
イヤ、そう言えばもう「立冬」が過ぎたんだ、、、。
朝晩は冷えるが、日中は未だ未だ暖かい、、有難い。
お隣のピラカンサ(常盤山査子)が軒の庇で揺れていた。


今日の1句

冬浅し常盤山査子実の揺るる

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2 コメント

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Unknown (行雲流水の如くに)
2022-11-12 08:26:43
遊民ヤギ爺さん、おはようございます。
短編小説を読むような感じでした。
初冬の夫婦のやり取りが何ともほほえましく、思わず笑いがこぼれました。
常盤山査子が印象的です。
Unknown (Unknown)
2022-11-13 14:32:03
megii123様、
過分なコメントを有難う御座いました。
私共老夫婦、この様に毎日お互いに物忘れが多くなりドタバタの毎日です。「私自身もアレが無い、」等と、特に名前が出て来ない。助けが必要な日々です。
何時も、貴方様のブログを頷きつつ拝見しています。
政治・経済等の問題で、現政界を一刀両断する記述にいつも相槌をうち、少し溜飲を下げて居ります。
最近は、こういうブログが少なくなりました。
以前、私も時折「アベノリスク」等投稿してました
が、一時、某所より嫌がらせ(脅し)メールが届き
記述を控えることに。他の方も3,4名ブログを
変えた方が見え、今では貴方のブログを楽しみにして居ります。  ヤギ爺

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