遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

枯葉

2016-12-01 15:39:24 | 日記
平成28年12月1日(木)

枯葉散る

下の公園も半分ほど散り、根元に落ち葉が、、

師走12月、今年もあと1ヵ月となりました。
年を取る毎に、本当に1日の日の短さに慄き
慌てふためく毎日です。
下の公園では、すっかり色づいた木々の葉が
大分散り急ぐようになり、、、、
時折吹く風に舞い上がり、、駐車場迄飛んで
来るようになりました。



あちこちの木々もすっかり葉を落とし、、


「また、落ち葉掻きが大変だは、」ぼやく声が
聞こえて来ます。

ときおり園児らが公園にやって来て、落ち葉を
集めては、頭から掛け合って遊んで居ます。

最近では、事前に役所に電話をし、樹木の剪定
をお願いする方が増えている様ですが、、
とりどりの落ち葉を愛でる人(ヤギ爺も)、
遊ぶ子供達、、日々落ち葉掻きに追われる人、

どうするのが良いのか、考えさせられます、、

早速、NETでシャンソンの名曲を聴いて見ました。

枯葉(The Autumn leaves)
1945年、作品
 作曲 : ジェゼフ ・コズマ
 作詞 : ジャック・プレヴェール
第二次大戦後に出来た曲で、世界的に有名な
シャンソンのスタンダード。
1946年に制作された、マルセル・カルネ監督
の映画「夜の門」の挿入歌として用いられる。
劇中、当時新人歌手だった イヴ・モンタンが
唄うものの、余りパッとしなかった。

イヴ・モンタン

その後、当時の人気歌手ジュリエット・グレコ
が歌い、世に広まった。
1940年代後半から1950年代にかけ、世界中
に広まり、スタンダードになる。
アメリカに伝わり。ビング・クロスビー(1950年)
ナット・キングコール(1952年)等が歌う、以降
フランク・シナトラ、ドリスデイ等の多くの歌手
によって歌われ、ジャズのスタンダードになる。
スタン・ゲッツ、キャノンボル・アダレイ等の
演奏家も次々にレコーデイングする。




並木道の街路、歩道に落ち葉が一杯、、


日本では、1951年シャンソン歌手の高英男が
パリ留学の際に日本へ伝え、淡谷のり子らにより
唄われる。
日本語の訳詞は、岩谷時子による歌詞が有名で、
越路吹雪、芦野宏、ペギー葉山等が歌う。
この曲が「歌声喫茶」でも歌われる様になり、
日本中に広まって行った。

岸洋子の枯葉

枯葉 訳詞 : 岩谷 時子

あれは遠い思い出
やがて消える帆影も
窓辺赤く輝き 光満ちたあの頃
時は去りて静かに 降りつむ落葉は
窓に夢を重ねて 一人生きる哀しさ
木枯らし吹きすさび 時は帰らず
心に歌うは ああシャンソン
恋の唄
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枯葉が舞う季節になると、いつも流れた曲、
アノころは毎日、ラジオで、街角で、、
今では、余り聞く事は無くなりましたが、、。




今日の1句

面白し枯葉彼方此方風に舞ふ    ヤギ爺

雀来て落ち葉の中の隠れんぼ    ヤギ爺