遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

歌声ひろば ⒒

2016-10-15 15:13:59 | 日記
平成28年10月15日(土)

歌声ひろば

ランタナの花

日時 : 平成28年10月12日(水)10:30 ~
場所 : 名古屋 港文化小劇場
      地下鉄名港線港区役所駅徒歩5分
座席数 : 350 席

歌声ひろばは、毎年この時期になると名古屋港へ
やって来ます。
私(ヤギ爺)は港の住人なので案内とは反対に
築地口から北へ(区役所方面)歩いて行きます。

舗道の草花もすっかり秋めいて、、此の辺りでは
余り見かけず、樹木もそろそろ枯れはじめて、、
落ち葉の準備か、、、南天の実も少し色付き、、
そんな中、ランタナの花だけは逞しく、至る所に
咲き誇っています。


やがて道路(江川線)の右側に港文化小劇場が、
見えて来ました。
何時もより少し早めの9時50分頃、
早くも老若男女(イヤ、殆どが私と同年配の方)が
次々に劇場に吸い込まれて行きます。


ロビーには、珈琲等の飲物(タダ)が容易され、
列をつくって、、
コップを片手に、リクエストカードを、、。
場内は混んで居そう、、、




10時30分開演、
司会の森田さかゑさんは風邪気味の様で何時もの
元気な声がなく、、
その分、ピアノのささはらなおみさんがピアノを
弾きながら唄い、、進行していきます。

「高原列車は行く」に始まり「真赤な秋」「もみじ」
「いい日旅たち」「夜明けの歌」、、、
ここで司会者からの提案で、「会場の方で、ステージ
の上で一緒に歌って頂ける方、次の3曲をご一緒に」
10名程が舞台に上がり「山の人気者」「あこがれ
のハワイ航路」「高校3年生」を歌いました。
皆さんアガル事なく笑顔一杯で、、、。

その後「花、すべての人の心に花」「バラが咲いた」

マイク真木

「あの素晴らしい愛をもう一度」で15分間の休憩。

トイレ、テイタイムです。

後半は「村祭り」に始まり、「青葉上恋歌」「空港」
「虹色のワルツ」「恋人よ」「少年時代」と歌い、
「長崎の鐘」「リンゴのひとり言」「学生時代」の
3曲を会場の中からステージへと呼びかけが、、
今度は、次々とステージへ、、何と20名程の方が
舞台で歌います。皆さん舞台慣れ(カラオケ慣れ?)
堂々としたものです。
何時もと趣向が違い、この方が昔の歌声喫茶の様で
良いのかも知れませんネ、、、。

「秋桜。コスモス」「灯台守」、最後に定番の
「ふるさと」の大合唱でお開きとなりました。
皆、帰る時には笑顔一杯の様で、、、。
今回、司会のさかゑさんを助け、ピアノのささはら
さんが、コーラスの高音部のパートで助け船、見事
な二人のハーモニーを聞き、何だか儲けた様な気分
です、、、。

「憧れのハワイ航路」

1948年、キングレコードから岡晴夫の歌で
の発売
1950年(昭和25年)新東宝が映画化、岡晴夫
美空ひばり、花菱アチャコ、古川緑波が出演、
これがヒット歌謡曲の映画化の走りと言われた。
戦後間もない頃、ハワイ航路は憧れの海外旅行、
空の便等、夢の世界でした。

「恋人よ」 1980年(昭和55年)8月
五輪真弓の作詞作曲、歌でCBSソニーから発売


当初、「ジョーカー」のB面で発売予定をしていた。
レコーディングの際、「恋人よ」の方が、関係者
からの受けが良く、急遽こちらをA面に、、。

五輪真弓がデビュー当時のプロデューサーがこの年
の5月に事故死。
このプロデューサー(木田高介氏)を偲び作った
曲と言われる。
この曲の大ヒットで、この年の「紅白歌合戦」に
初出場した。
この年のレコード大賞は八代亜紀の「雨の慕情」で
(ちなみに「恋人よ」はレコード大賞の金賞)

恋人よ(作詞、作曲、歌:五輪真弓)

枯葉散る夕暮れは
来る日の寒さをものがたり
雨に濡れたベンチには
愛をささやく歌もない
恋人よ そばにいて
こごえる私のそばにいてよ
そしてひとこと この別れ話が
冗談だよと 笑ってほしい


今日の1句

身に沁みむや昭和歌謡に浸りたる    ヤギ爺

秋深しランタナの花逞しき       ヤギ爺