遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

潮路句会

2015-09-14 15:49:35 | 俳句
平成27年9月12日(土)

潮路句会9月定例句会

日時 : 毎月第2土曜日、午後1時 ~

場所 : 大手コミュニテイ・センター

兼題2句を含む10句(当日持参の上提出)

会費 : 500 円

朝夕は大分涼しく、凌ぎ易くなりましたが、
残暑(今月の季語:秋暑し)残暑厳しき折り
今月は、出席10名、投句3名の参加者です。

今回は、学区の催しが大会議室2部屋を利用して
開催されて居り、私たちの句会は隣の和室での
開催となりました。
当初は、和室控えの間の襖が閉じられ比較的に
静かに進められましたが、後半の披講が始まる頃
控えの間の襖が明け放たれ、、、、
とても騒がしくなり、句の披講、選評がとても
聴き取りにくくなり、、、皆さん、四苦八苦です。

それでも皆さん、不平不満を言わず、忍一字です。
日頃から句会の皆さま、人間が良く出来て居る様です。

今月の1句
 
豆味噌の匂ふ残暑蔵通り      玲 子

岡崎味噌蔵
用水の音絶えるなき釣舟草     志げお

釣舟草
残照の薄れ濃き海涼新た      かなゑ


葉隠れを拒み顔出す柿青し     魚 青


水澄めば鯉の目玉も良く見へる   竜 山

白鳥庭園の池
桐一葉我が身に落ちて余命かな   静

桐の樹木
一葉落つかすかな音にふり向きぬ  英 子

黙(もだ)の中大きな桐の葉が、 カサ?、

秋の蚊の潜り込みたる神の域    美保子

岡崎大樹寺(徳川家のぼだい寺
信楽の狸の肩へ桐一葉       勝

信楽焼の狸、大須骨董市で

川風を呼び戻したき秋暑し     和 子


朝顔の樋に巻きつき咲き昇る    輝 子


朝の庭鈴虫鳴いてをりにけり    政 子

怪獣では在りません、すず虫です
一房を二人で余す黒葡萄      ヤギ爺



来月の潮路句会

日時 : 10月10日(土)午後1時 ~

兼題 : 1)枝豆、2)台風、3)当季雑詠


※ 11月は、大手コミュニテイ・センターで「秋の作品展」有り、
  出展される方は、俳句短冊を2句用意ください。(10月句会へ)