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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

食事会

2023-05-05 16:36:45 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月5日(金)

家族の食事会


木々の緑、その緑を渡る風に太陽のきらめき、、、、、
はやくも初夏のここち佳さがただよう季節となり、道行く人
の姿はもはや半袖姿が目立ちはじめた。
ゴールデンウイークも半ばを過ぎ、はや折返し、終盤へと、。


相変わらず渋滞の車列が続き、行楽地へ向かう人、帰る人。

昨夜、我が家は娘家族、息子家族が孫(大学2年男子、高3年
女子、中2年男子、小5年女子)を連れやって来た。
私達老夫婦と合わせ家族10人が揃って食事会(外食)となる。
孫達それぞれに部活等が忙しく、又一人受験(大学)を控える。
ここ数年、受験・入学・部活などで家族揃う事はなかった。
双方の家族、「久しぶりだねー、、随分大きくなったわねー、」
まだまだ、この生活が続きそうである。
そんな中での家族揃って食事会、さぞかし話が弾むと思いきや、
何だかぎこちない、、返す言葉もしどろもどろである。


名古屋駅前セントラルタワーズ12階、窓外の景色はきらめく
ネオンの下、時折新幹線が発着する様子を眺めつつの食事。

前菜、
お造り、
鯛の生き造り、
黒毛和牛の陶板焼き、
西京焼き、
海老と野菜の天婦羅、
握り寿司、
デザート、

いきなり携帯の着信音が、、、慌ててスマホの画面を見やり、
操作に戸惑い、、孫が横から手を指し伸べて、、、、、、。

昨年からスマホデビュー2年目、未だ操作に手間取り戸惑う。
昨年孫が、「爺ちゃん、LINEの方が電話代が安いよ、、、」
の言葉を思い出しつつ、それでもLINE仲間は少なく、、
殆どが、普通の電話とGメールである。
悲しいかな、、聞いても直ぐに忘れる、年の所為である。

時計は、既に9時を回り、、(普段は既に寝床に入る時間)
アッと言う間に、楽しい時間は過ぎてしまった。
今度はいつまた揃った顔が見られるか、、果たして(私は)

今日の1句

皴の手のスマホ教はる子供の日  ヤギ爺

みどりの日

2023-05-04 16:19:05 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月4日(木)

みどりの日

1989年(平成元年)、昭和天皇の崩御に伴い「天皇誕生日」
が12月23日(年号が平成となった。)へと移行された。
それまでの天皇誕生日(4月29日)は、自然に親しまれた昭
和天皇の恩恵に感謝し、豊かな心を育む「みどりの日」と改称。
その後の2005年(平成17年)に祝日改正法が施行される。
2007年(平成19年)に、国民の休日であった5月4日を
「みどりの日」とし、そして4月29日は「昭和の日」とした。
(みどりの日は目まぐるしく、二転三転している)


ゴールデンウィークの真っただ中の「みどりの日には、各地で
様々なイベントが催され、東京都等では子供の日も含め入場料
を無料にする施設(公園)は多いようである。
新宿御苑、小石川後楽園、上野動物園、井の頭公園、多摩動物
公園などがある。残念ながら名古屋地域では有料の儘である。


今日のこの地方(名古屋)は気温が上がり、真夏日(26度)
となった。下の公園では親子連れが、Tシャツ1枚でキャッチ
ボール等をしていたが直ぐに木陰へ、、、、、。

名古屋市北区にある庄内緑地公園(無料施設)へ出かける。





園内は鮮やかな緑一色、多くの人が訪れているが、それぞれに
木陰を散策、、、、。


園内の一角に在る広場には大噴水が造られて居り、地面から時
折水柱が噴き上げる。やがてあたり一面をミスト(霧)が覆い
つくし、子供達が歓声を上げる、、、、。


直ぐにビショ濡れとなるが、何のそのではしゃぎまわる。
(5月~9月の間、10時から17時まで作動とのこと)

周辺の木陰には、スポーツサークルの一団が休息をとっていた。


今日の1句

親も子も木陰忙しきみどりの日  ヤギ爺

憲法記念日

2023-05-03 16:12:32 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月3日(水)

憲法記念日

日本国憲法は、昭和22年(1947年)5月3日に施行され、
同23年7月の「国民の祝日に関する法律」により、この日を
祝日と定められた。

改憲法には賛否両論があり、それぞれの憲法記念日集会を開く。
折しもゴールデンウイークにあたり、人々は行楽に出かけたり
して連休を楽しむ。

今年で施工から76年を迎えたが、人権や平和、日本の将来を
静かに考えるのが、この日の意義であろう、、、、、。

この日は各地で「平和について考え、憲法について考える会」
集会が行われる。
改憲派、

護憲派、
大阪、
名古屋、




中でも「九条の会」の催しは、今年の3月に亡くなられたノー
ベル賞文学賞受賞者の大江健三郎さんをはじめとする、文化人
らが呼びかけ、2004年に発足し、全国で7500を超える
地域の会ができた。2005年の「九条の会」に集まった人々
は1万人を超えた。
然し、年々高齢化する中でコロナ過となり、年々減少した。


今日の中日新聞朝刊コラム:中日春秋に憲法記念日に関する
記述があったので紹介したい。
【米国に亡命したユダヤ系の物理学者シラードは、米大統領
に原発開発を勧める碩学アインシュタインの書簡を起草した。
ナチス・ドイツに先行させたくなかったから。 米国の原発
開発に加わった。ドイツ敗北必至になると日本への原発投下
を目論む米政府に抵抗。日本に降伏拒否が招く結果に考慮さ
せるべく投下前の示威実験を求めたと伝えられるが、顧みら
れなかった。ノーベル物理学賞受賞者の故益川敏英氏は著書
「科学者は戦争で何をしたか」でシラードに触れ、権力に都
合よく使われがちになった科学者の現実を憂えた。
学問の自由をうたう憲法施行から、今日で76年。
政府への提言などを行う科学者の代表組織、日本学術会議が
選んだ会員候補の任命を当時の菅首相が拒否。 後に政府は
会員選考に第三者が関与する案を示すが、独立性を損なうと
学術会議が拒み、関連法の改正案の今国会提出は見送られた。
国費で運営されるが、違法の反省から軍事研究に慎重で自民
党側に反発もある組織。党内には民間法人化論もある。
公金に頼るなということか。 空襲を知る益川氏は反戦運動
に熱心だった。政府批判を厭わず権力から自由たらんとした
著書で繰り返したのは、恩師の物理学者坂田昌一氏の言葉、
「科学者である前に人間たれ」。それが容易ならざる現実を
思う憲法記念日である。】
(中日新聞朝刊コラム:中日春明より引用した)


今日の1句(俳人の名句)

憲法記念日をひた走る快速車  楠本 憲吉

八十八夜

2023-05-02 16:45:27 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月2日(火)

八十八夜

立春から数えて八十八日、5月の2日頃にあたる。
野菜の苗はようやく生長し、農家は忙しい時期をむかえる。
特に茶摘みが最盛期となる茶処では、新茶となる茶摘みが最も
忙しい。

小学唱歌の「茶摘み」にも歌われる、この辺りの情景は農家に
直接関わりのない人でも、「春はもう終わりで夏が近づいた事
を実感する。

気候の安定してきて霜の恐れもなくなる頃ではあるが、「八十
八夜の別れ霜」といわれるように、この頃はまた終霜の時期。
一般的には霜は八十八夜頃迄といわれるが、稀に「九十九夜の
泣き霜」という詞も在り、5月半ば過ぎに「霜害」が生じて、
甚大な被害をもたらした事もある。

小学唱歌の「茶摘み」は、1912年(明治45年)に尋常
小学校3学年用として発表された。(作詞・作曲不詳)
茶摘み切手、


茶摘み

1)夏も近づく八十八夜
  野にも山にも若葉が茂る
  あれに見えるは茶摘みじゃないか
  茜襷に菅の笠

2)日和つづきの今日此の頃を
  心のどかに摘みつつ歌ふ
  摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
  摘まにゃ日本の茶にならぬ

※ 茜襷(あかねたすき)とは、茶摘みの娘が肩からかけて
  いる茜色の襷のこと。
  襷は、和服の袖(そで)や袂(たもと)が邪魔にならぬ
  ように、託し上げるための紐。
  菅(すげ)笠は、カヤツリグサ科の多年草を乾したものを
  笠に網いあげたもの。

※ この歌が出来ると、「手遊び歌」として、小児二人が組み
  向かい合って歌う「せっせっせーのよいよいよい」で始ま
  る歌に合わせて遊びを繰り返す動作が、茶摘みの手の動き
  似ているといわれている。

私の実家は「茶商」をしていた。 十数年前に長兄が亡くなり
店を閉じた。 それ迄、毎年この時節になると「新茶」が届け
られた。 あの頃届いた新茶の深い香りと旨さが懐かしい。


この頃になるとカミさんが新茶を買って帰り、和菓子を撮む。
細やかな、至福の一時である、、、、、

今日の1句

手土産の八十八夜の茶を啜る  ヤギ爺

五月一日

2023-05-01 16:19:48 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月1日

五月一日

5月1日は「メーデー」の日、毎年この日は世界各国で行われる
国際的な労働者の祭典。
1886年(明治19年)5月1日、アメリカ合衆国労働者同盟
がシカゴを中心に「8時間労働制の要求」等の統一ストライキを
行ったのが起源とされている。
日本での統一メーデーは1920年(大正9年)5月2日、上野
公園で実施され、翌年からは5月1日に行われる様になった。


今年は、4月29日に「連合」が代々木公園でメーデーを実施。


何故か自民党の岸田首相が安倍総理以来9年ぶりに参加、挨拶を
行った。


一方の「全労連」が主催するメーデーは5月1日に、代々木公園
の他、全国の会場で行われた。
4月29日にメーデーを開催するのはよく判らない。
また、自民党の総裁がメーデーに参加することもよく判らない。
政府と連合の歩み寄りは労使の交渉ではなく、自民党が連合に対
して、賃上げ交渉をしたりするのは、全く判らない。
今や、諸外国のように労働組合が労使交渉・ストライキ等は殆ど
皆無で、、その存続意義も薄らいでしまったようだ。



さて、今日から5月、、爽やかな風、新緑の美しい季節の到来。
気候も安定し、快晴の日が続き(今年は天候不順も予想される)
ゴールデンウイークが始まり、行楽地へ向かう人並は多い、、。
待ち受ける観光地では、彼方此方へ出掛ける人が溢れ始めた。
五月という「語感」の響きが」一層人々をかきたてている様だ。

我が家では。娘、息子の家族それぞれ子供達が成長するにつれ、
やれ受験、一息つけば部活等と忙し気で中々揃って出かける事
は少なくなった。
それぞれの家族単位で都合をつけ、小旅行に出掛ける、、。
そんな折り、5月3日に家族で「食事会」に出掛ける事となる。
(細やかな楽しみである、、)



老い二人、、何するでなく近くの庭園等へ散策に出歩いている。






昨年此処(白鳥庭園)で茶会が、(今年は5月3日~)




今日の1句

老楽のいよいよ五月風美味し  ヤギ爺