以前?から、「探すのをやめた時、見つかる事もよくある話で~♪」と歌われているように、私にもそんな出来事が起こった。
先日、久々に取り出したテスターの乾電池液漏れ対処を行った後、100均プラBOXに同梱してあった取説冊子を手に取った時、それとは別に紙べらが1枚落ちてきた。「何だ~?」と思って見てみると、RW-211A@クラニシ製SWRメーターの取説@UP写真左側だった。(で、ついでに現物@UP写真右側も登場させた。)
実はこの取説、去年のカムバック準備時から探していたのだが、当てにしていた引き出しの中や現物を収納していた100均プラBOXにも入っていなかった。他に考えられるのはファイリングだが、そんなことをした覚えもなく正直諦めていた。それが突然目の前に現れたので、「えっ?」となると同時に、上記の某歌が頭の中を過った。もちろんメロディー込みで(笑)、ちなみに斉藤由貴Ver.で(笑笑)。
それで探していた理由だが、SWRメーターの使い方や仕様をおさらいするためではない。この取説には、測定で使用する同軸ケーブルの長さに関する記述が有ったことを覚えていたからだ。つまり、極力測定誤差を防ぐための同軸ケーブルの長さに対する考え方と言うか、オススメの中継ケーブルについて触れられていたのだ。
実際にアンテナチェックケーブルを作り始めてからは、この取説がどこまで踏み込んだ内容を載せていたのかまでは覚えていないが、「何がどの程度書かれていたのかを確かめたい!」と思うようになっていった。それが突然叶ったので「ラッキー!」となったのは言うまでもない。
で、注目の中身だが、良い意味で記憶とのズレが有った。それは例の計算式や概念などが載っていたからだ。ただし文章による記述だけで、教科書でやるような式の紹介ではなかった。まぁ何を基準とするのかに触れていない点は少々言葉足らずだと思うも、一応“速度係数”という呼称も出てくるし、実際問題詳しく書いても多分需要が少ない&紙面スペースの制約も有っただろうから、まあまあな感じだった。
それにしても、内容に関して具体的な記憶が残っていないということは、このSWRメーターを入手した当時の私が、内容を十分理解できていなかったんだと思う。とにかく推奨中継ケーブル長の“60cm”だけが頭に刷り込まれて、完成したケーブルに“測定用”と記したテプラを貼って区別&SWRメーターと一緒に保管して、他に転用しないようにだけはしていた。まぁ今となっては、らしき記述が有ったと記憶に残っていただけでもOKとするべきなのかな?何とも何とも。
ところで、出てきた取説は当然捨てたりはしないが、無くす、破る、汚す可能性はゼロではない。なのでスキャニングしてPDFデータで保存しようと思ったが、本記事の作成中にネットで拾うことが出来た。と言うことで、現物は日陰で保管(温存)しておき、必要に応じてPDFデータを参照することにしたい。
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