JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

14MHzSSBに対する不本意な想定

2011年11月30日 00時07分17秒 | 雑感や疑問など

最近届くQSLカードの特徴に、これまであまり無かった傾向があるので、今日はこの件について述べたいと思う。

唐突だが“14MHz帯”というアマチュアバンド、国内、海外を問わず、許可されるのは1アマ、2アマ等の上級資格者のみ、またDXのメインストリート、等々とされているが、私はSSBで行う国内QSOが目的で運用している。

と言ってもショートQSO(ラバースタンプ、QSLカード集め有りき、etc)に興味は無く、技術談義や双方のハム活動の近況などをネタにQSOするのが好みである。まぁ実際にショートQSOを拒絶することは無いし、QSLカードも発行している。

私が14MHzSSBを始めた頃(2~3年ほど前だったかな?)は、モービル運用ということもあってか、QSLカードの交換を申し出ても、YES/NOの返答が無く無視されることが度々あった。当時はCQを出した建前上応答しただけで、これほど相手にされていないと感じたことは無く、とても大きなショックであった。

以後14MHzSSBでは他の局のCQには応答せず、自分がCQを出してCALLいただいた方とQSOさせていただくパターンが大半となった。

そんなQSOでも過去のショックの影響で、こちらからQSLカードの交換を申し出るのを躊躇してしまい、相手から申し出がない場合はQSLカードの話に全く触れないままQSOが終了となる。ところがこのパターンで数か月が経つと、BUROから届くQSLカードの中に14MHzSSBのQSLカードが含まれるようになってきた。

上記の経緯から、それらはQSO時に交換約束したQSLカードではない。個人的には、事実に基づいたQSLカードであれば、拒む理由は全く無いから折返し発行としているのだが、この展開だと他のバンドより約束していないQSLカードが届く割合がダントツで高いことになる。

このことをどう考えるかは個々の考えによるが、最悪のパターンを想定してみると、他でも私と同じ不幸な経験があって、私のようにQSLカードの交換を申し出るのを躊躇したが、やはりQSLカードを交換しておきたいということで、約束なしで発行しているのではないか?という懸念がある。

もしこのパターンが正解だったとしたら、著しく深刻な状況である。しかも、このパターンあるいは雰囲気を作り出したのは、アマチュア無線界を引っ張っていく立場の上級ハムである。更には、その上級ハムがこの状況に気付いていない(自覚症状がない)という、正に最悪のパターンと言わざるを得ない。

対等な立場のアマチュア無線家同士で、QSLカードの交換を遠慮しなければいけない状況って、果たして正常と言えるのか?ここで吐き違いして欲しくないのは、QSLカードを発行しないことがNGと言っているのではなく、申し出があったら、YES/NOの返答をハッキリ相手に伝える(意思表示する)ことが筋ではないか?ということだ。

いわゆる“シカト”なんて上級ハムに有ってはならない振る舞いと考えるが、如何だろうか?このことを今一度再考の上、是非とも筋の通った振る舞いに改めていただきたいのと同時に、この想定がハズレ(私の思い過ごし)であることを切に願うものである。


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