他の記事でも沢山触れているが、3/19にモービルを乗り換えてから、色々な立ち上げ作業を行っている最中だ。今日(3/27)現在、まだリグのセッティングは手付かずで、前車から撤収したままになっている。「であれば、(FT-891Mを)セッティングする前にファームウェアアップデートをやっちゃおう!」となり、初挑戦してみた。
まずは現状把握。そもそも、FT-891MにはMAIN、DSP、LCDの計3つのファームウェアがあることを、YAESUのサイトで知った。次にFT-891Mの火を入れてみて、現Ver.を確認。その結果、MAIN:V01-07、DSP:V02-03、LCD:V01-01であった。
次に最新ファームウェアは、MAIN:V01-09、DSP:V02-04、LCD:V01-01(変更無し)とのことで、今回はMAINとDSPのアップデートが可能みたい。ちなみに、ネット記事が全て網羅できているとすれば、今回適用するファームウェアは通算4回目の公開版ということになりそうだ。
それで今回の変更内容は、Sメーターの不具合修正とその他の機能改善&適正化とのことだった。まぁ、Sメーターは運用時に必ず見る所なので、このアップデートはやる価値が有ると判断しよう。
と言うことで取説に沿って作業を開始するが、最初はPC側の準備。仮想COMポートドライバーのインストールが必要とのことで、それを実行。なおアップデートの順番は、取説の記載順に沿ってMAINをやってからDSPを行うことにする。
まずはMAINファームウェア。リグ側のプロテクタースイッチで書き込みロックを解除してから電源接続、それとPCとUSB接続する。その次はアップデート元をダウンロードして取説に沿ってPCから操作してリグに書き込み。リグのVer.表示がV01-09となったので作業成功と判断。最後にオールリセットせよとのことだったので、「マジか…。」と思うも渋々実行。これでメモリー内容や各設定がデフォルトに、あ~あ。
次にDSPファームウェア。これはプロテクタースイッチではなく、FとCボタンを押しながら電源ONで書き込み可能状態にする。あとはMAINと同じく取説に沿ってPCから操作してリグに書き込み。リグのVer.表示がV02-04となったので作業成功と判断。再びオールリセットせよとのことだったので、「ハイハイ。」と返事して粛々と実行。
最後に結果の記録@UP写真のコンデジ撮影。これで変更後Ver.を一望確認して終了とした。
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まぁ、やってみた上で思うことは、「この作業は二度とやりたくない!!!」だ。今回は偶然車載していないタイミングだったけど、車載していたら絶対やる気にはならないと思う。更にオールリセットしているので、登録したメモリー内容やメニュー設定内容は購入直後に等しい。修理した訳でもないのに、この復旧(再書き込み&再登録)をアップデートの度に強いられるなんて、全く冗談じゃない。ユーザー的に「再起動(火を入れ直す)だけにならんのか!」と思うのは、自然なことではないかい?ねぇYAESUさん。
今回は主たるアップデート内容がSメーターとのことだったし、淡い期待レベルだけど「その他機能改善ネタによって、昨今のOTHレーダーの耐性が少しでもマシになれば…。」と思って、重い腰を上げてやることにしたけど。
なので今後は、余程致命的な欠陥が無い限りやらないと思う。まぁ発売からこれだけ年数が経っているし、今回適用したファームウェアは直近ネタで発表から1年以上経っているものなので、これが最終版の可能性もある。
いずれにしても適用前Ver.でイライラする展開は無かったので、たぶん何とかなるだろう。とりあえず1度経験しておけば十分な作業ということにしたい。
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