JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

QSLカード受領処理_2020年11月分

2021年07月23日 23時57分37秒 | 交信記録や書類

半年ちょいぶりに再開したQSLカードの受領処理だが、やりだすと残っている分が気になってしまい、引き続き次便で届いた分の処理を始めた。今回の分が終われば、未処理分の7割くらいを終えることになるので、少しは罪悪感も減るかな? 

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ところで今回のUP写真は、NG事例ではなくOK事例だ。と言うか、過去記事でOKとする旨を述べたパターンに当てはまるものを初めて受け取ったので、それを掲載させていただく。具体的には、JARL転送枠に記したコールサインをTo Radio欄として用いているOK事例で、

 ・“To Radio”の文字列と“JARL転送枠”の間に、常識的な文字サイズで追記可能なスペースが無いこと。
 ・JARL転送枠以外で、明らかに To Radio 欄と判断できる欄(例えば下線など)が、設けられていないこと。

の2項目を満たしている。

で、「こういうフォーマットこそ“合理的”と言うんでないかい?」と。以前に暴走コメントを投稿いただいた、自称“1アマ”さん!

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■星の意味
 ・★:紙くずQSLカード(本当は違うのに、QSLカードのふりをしている。)
 ・☆:不親切なQSLカード(もうちょっと頑張ると、1人前のQSLカードになれる?)
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★ToRadio欄にコールサイン記述なし(代わりに宛名?記述を含む)……11件
う~ん、偶然にも前回のダメ出し記事と同じ、11件であった。証明する相手はアマチュア局であって、その免許人に対してではない。人に対して証明しているのと勘違いor思い込みがあるんだと思われる。あるいは、局と人の区別がついていないとか?

★QSO時刻のタイムゾーン選択なし。……1件
一体どこの時刻なのかが明確でない。まぁ国内同士のQSOだから、ログデータと突き合わせれば“JST”だと容易に想像できるんだけど、それはそれよ。タイムゾーンは必須の情報だと認識すべきだな。

★QSO年が和暦……1件
これは上記のタイムゾーン選択なしと同じカード。基本的に日時の認識がズレてるんだろうな。ちなみに月表記は英語になってるんだよな~、何で年表記だけ和式なんだろうね?不思議だわ~。

★当方移動エリアが誤記……1件
“/9”が“/7”になっていた。なのに当方移動地に“富山県中新川郡立山町”って書いてあるから、運用地は伝わっていることになる。実は今回以外にもQSO中に度々“/7”って言われることがある。しかも一度“/9”と受信しているのにだ。う~ん、エリアと都道府県の関係を覚えていないのか?東北と北陸の区別ができていないのか?あるいは9エリアって存在感が薄いのかな~?いずれにしれも、私のように自称“地理好き”には考えられん状況だ。

★QSO不成立or不明なもの……2件
これ、どちらも印刷作成カードだった。まぁ、手書き全盛時代にはちょくちょくあったけど、「今時珍しいな~。」と思った。当然こちらには、メモを含めて“らしき”記録orデータは見当たらないので、究極の紙くずカードとなります。残念!

☆グリッドロケーターの上2桁(先頭の2文字)を省略?……1件
これ、たぶん新ネタだと思う。例えば、PM86OQ@富山県庁の場合、“PM”を書かずに“86OQ”としか書かないということだ。当然、グリッドロケーター情報が成立していないので、“WASA”には使えない。現時点では本記事の対象アワードに“WASA”を含めていないので、“★”を免れているだけの内容だ。

☆当方運用場所が存在しない町……1件
富山県中新川郡“立山町”に対して“竹山町”と書いている。「まぁ母音が一緒だからな~。」とは一瞬思うものの、これって印刷フォーマットで市区町村リストから参照させてないからだろうな~。と言うか、この情報は必須ではない。余計な情報を書いてそれが違うって一体…。それでもどうしても書きたいのであればズバリ、印刷フォーマットの改善を求めます。

☆宛名が誤字(漢字ミス)……1件
何度も書いているが、QSLカードに宛名は不要だ。理由は対象がアマチュア局であって、免許人や構成員ではないからだ。書く必要が無いものをわざわざ書いて、その文字が間違いだなんて誰も得をしない訳よ~。それに、ワープロ(日本語変換ソフト)で出ないはずの文字なんだよな~。母音も違うから聴き間違いも考えにくいし、なので「どう入力してその文字を出したん?」と聞きたい。

☆レポート面に自局コールサインの記載なし。……5件
どの局からのQSLカードなのか?を見るために、わざわざウラ返しにしないと分からない。実際問題、ウラ面を見ないで受領処理することは無いんだけど、必須項目を片面で確認できないのって正直手間に感じる。

☆リグやアンテナが羅列状態で、特定するための選択や抹消が無い。……6件
これの目的は、QSO時の使用設備を相手に紹介するためで、設備ラインナップを紹介するためではないと思うのだが、違うのか?まぁ「たくさん持ってるぞ!」のような自慢と誤解されんように、せいぜい気~つけてほしい。

☆送信出力が羅列状態で、特定するための選択や抹消が無い。……1件
具体的には“50/200”となっているが選択および抹消が無く、羅列状態になっている。これもリグやアンテナと同じ感じで「上級ハム自慢かい?」と受け取られんように、せいぜい気~つけてほしい。

■今回の内訳
・受領枚数:135枚
・OK枚数 :109枚(手書き=22枚、印刷=87枚)→OK率:80.7%
・NG枚数 : 26枚(手書き=9枚、印刷=17枚)→NG率:19.3%

【注】“手書き”は、QSOデータなど必須項目についてのみカウントし、使用設備のマーキング、サイン、コメントなどは除外した。

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以前の記事でも述べているが、あくまで本記事の目的は“紙くずQSLカードの撲滅”だ。今回は135枚で延べ31件(←☆ネタを含む。)のNGおよびその予備軍が見つかった。

今一度、QSLカードの発行者各位におかれましては、記入内容および各項目の記入プロセス、および出来上がったQSLカードにNG箇所が無いのか?を再確認していただけたらと思う。せっかく手間とお金をかけて作成したQSLカードなのですから、それが“紙くず”になるなんて悲し過ぎます…。


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