前夜の雨はあがったものの厚い雲に覆われている朝、15名の方に参加いただきました。
紅葉の美しい宿内公園では、エナガやシジュウカラ、ヒヨドリなどが枝を渡っていきました。
ツグミの声もそちこちで聞こえるようになり、観察スポット星神社ではまわりの木に次々とやってきます。
境内のイチョウを枝から枝へと、ヒラヒラ舞って美しい姿を見せてくれるジョウビタキ♂です。
気づけば空は見事に晴れ渡り、鳥がよく見えるようになって観察が忙しくなってきました。
藪の中からはかすかにシロハラの声が聞こえ、頭上の桜の枝にヤマガラも2羽やってきて、大盛り上がりです。
沼の土手に上がるとすぐに、パンダガモの愛称で人気のミコアイサを数羽確認できました。
この時の沼は、カイツブリ類はいつもと変わりないようでしたが、
なぜかミコアイサ以外のカモ類の数が極端に少なく妙に静かでした。
ヨシガモです。マガモ、コガモも確認。
粘り強く観察を続けます。ミサゴやセグロカモメ、ユリカモメを見つけました。
粘った甲斐がありました。遠くにトビやノスリ、チョウゲンボウを見つけたのちに、真打登場です。
チュウヒが向こう岸からこちらにぐんぐんやってきて、そして優雅に横切って行きました。
今年の大トリをつとめてくれたのは、取水口にやってきた大人気のカワセミでした。
この日は44種を確認。
冬鳥の探鳥、本番です。新年の来月も無事に探鳥会を楽しめますように。
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