探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

西印旛沼探鳥会(2023年6月18日)

2023年06月20日 21時31分21秒 | 探鳥会

開始早々、ツミが現れ盛り上がりました。ツバメの群れを追いかけているようでした。


朝から蒸し暑く、日陰に入って観察します。
静かに耳を澄ますと、メジロやヤマガラ、コゲラの声に混じって遠くからホトトギスの声も聞こえてきます。


この日の参加者は8名で、のんびりと和やかな雰囲気です。中央の桜の古木に何かいるようです。


夏の到来を感じさせるタマムシでした。
数年前までは夏になるとよく見かけたものですが、この頃はすっかり珍しい存在となってしまいました。
この後、これも珍しいことに、近くの木々の中から雌のホトトギスの声を皆ではっきりと聞くことができました。
ピピピピピ、と涼やかな美しい声です。


田んぼでは、オオヨシキリが元気に囀る中、サギが点々と見えます。


畔にいたコサギとカルガモファミリーです。草の間に見え隠れするカルガモは全部で8羽いました。


その向こうの田んぼにはチュウサギがいます。


振り返れば、少し遠くにダイサギとその奥にキジがいて、
この後さらに、若いアオサギやホシゴイも見られ、にぎやかでした。


2羽で活発に飛び回る幼鳥を判定中です。ハクセキレイかセグロセキレイか、さあどっちかな?
セッカやウグイス、ホオジロの声も聞こえています。


沼で確認できたのは、カワウ、カワセミ、オオヨシキリくらいでしたが、
涼しい風が吹いて暑さがずいぶん和らぎました。


鳥合わせ場所に到着です。この日、確認できたのは31種。
そのうちツバメ、ムクドリ、シジュウカラ、セグロセキレイ、カルガモ、ゴイサギ、アオサギは幼鳥を見ることができ、
その愛らしさに幸せな気分になりました。
また、スズメとカルガモの雌雄の見分け方も学んで、充実した探鳥会でした。

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