探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

西印旛沼探鳥会(2024年2月18日)

2024年02月20日 22時34分58秒 | 探鳥会

朝からまさに春の陽気でした。
開始早々美しい雄のイソヒヨドリが見やすいところに現れ、皆で確認しています。
次の観察スポットに向かう途中にも雌のイソヒヨドリが迎えてくれ、
上空にはトビやノスリが飛び、幸先よいスタートを切りました。


ツグミ十数羽がくつろいでいた宿内公園です。


耳を澄ますと微かにコゲラやエナガやシジュカラなどの声がしています。


一方、いつもならツグミがよく見られる星神社はやけに静か、と思ったら猛禽が飛んでいました。


ハイタカです。悠然と舞い、気持ち良さそうです。


梅が満開で甘い香りを放ち、河津桜も咲き始めています。
上空にまたトビがやってきて真上を2羽でゆったりと旋回。


「梅にメジロ」を撮ろうと皆カメラを向けます。動きが素早くて私が撮れたのは後ろ姿の一枚のみ。


田んぼに出る頃には汗ばむほどの暖かさとなり、キジは日陰で涼んでいます。


藪を粘り強く探してオオジュリンやカシラダカ、ジョウビタキ、エナガを確認。


沼のカモたちは、静かな水面のあちこちに浮いていて、陽炎がたつものの見やすかったです。
この陽気で心騒ぐのでしょうか。そろそろ北へ向かいたくなるのかもしれません。


鳥合わせの場所に到着。カワラヒワやホオジロの囀りが盛んに聞こえて賑やかです。
参加者23名、確認できたのは47種類。途中、のんびり歩くコジュケイもみられました。
鳥合わせ後に、西印旛沼の現状について学びました。
水の循環が少ないことで溜まるヘドロ、農地から流れ込む農薬の恐れ、
ナガエツルノゲイトウ、カミツキガメ、解決の難しい問題が山積しているのでした。

今後の探鳥会の予定はこちら

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三番瀬探鳥会(2024年2月18日)

2024年02月20日 12時37分09秒 | 探鳥会

今日は春のような陽気で参加者17名と多く集まっていただきました。


まず、海に出て様子を見ますと ミサゴが大きな魚を採餌中です。
干潟にズグロカモメが下りてきてユリカモメと2ショットが見られました。


市川側より観察開始、オナガガモの群れの奥にハジロカイツブリの大きな群れを見つけました。



「ジュリ」と声がしました。3~4羽のオオジュリンが茎の中の虫を探しています。


船橋側では 数種のカモがいて、スズガモの群れの中にはビロードキンクロの姿もありました。


突堤の上にはいつものようにミヤコドリ他カモメ類、シギ・チドリ類が並んでいます。


突然、ハマシギが飛び出し 大乱舞のショーが始まり、拍手がわきました。
時間となり 帰り始めると3羽のハジロカイツブリが近づき イソヒヨドリが目の前を通過しました。
最後はジョウビタキで締めくくりました。確認した鳥は41種と多めでした。

今後の探鳥会の予定はこちら

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする