探鳥会通信

日本野鳥の会千葉県で開催している探鳥会の様子等をゆる~く、まったりお伝えします。

手賀沼探鳥会(2022年1月9日)

2022年01月10日 21時10分00秒 | 探鳥会

風穏やかな青空の下、まだ日陰に雪が残る手賀の丘公園のどんぐりの家前に集合中です。
参加者23名、担当幹事4名で探鳥会をスタートです。


公園入口近くの野鳥の森では地上で採餌中のシロハラが見られ、耳の良い方はこの先でミソサザイの声を聴いていました。


カワセミの池の道には雪が残り、池は凍結しておりカワセミは見られませんでしたが、池の奥を出入りするルリビタキを確認しました。


手賀沼へ出る舗装道路からいつものように遠くの電柱にとまる猛禽を探しています。
一番手前にチョウゲンボウ、その奥にハヤブサを見つけることが出来ました。


手賀沼に隣接する田んぼにケリ1羽がいました。
気がつきカメラを構えたが、ケリの方が一足早く飛び立ち、どうにか小さな後ろ姿を撮りました。


この日の手賀沼は一部が氷結し、その上で休むマガモの群れが見られ、杭の上にはミサゴもひまそうに止まっていました。


雄が4羽、雌が6羽以上と何時になくミコアイサが多く見られました。いつ見ても印象的なカモです。


土手上の遊歩道にアオジ2羽が出てきて、近くを自転車が通っても逃げず、草の実を懸命に啄んでいました。


手賀沼を離れ田んぼの方に向かうと、先の農道にノスリが見られ、枯草の上にはホオアカ、セッカが現れ、
しばらく足を止め観察に時間をかけました。


ノスリの隣にハシボソガラス。
カラスは仲間とともにこのノスリを追いかけまわし、最後にはノスリを遠くに追いやっていました。


手賀の丘公園に戻りました。
ここでもルリビタキが見られ、右の塀と樹々の間を行き来するその姿を追ってまさしく探鳥しました。


探鳥コースの終盤、カワセミの池に差し掛かると池を囲う杭の上にルリビタキ雄がとまり、地上にはキセキレイも現れました。
カモ類7種、猛禽6種をはじめ確認した鳥は55種でした。

今後の探鳥会の予定はこちら

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