本日は折角の休みで自宅の駐車場をコンクリート施工の為の掘削作業するチャンスなんだが
肝心のレンタル掘削機械が空いてなくて断念・・・
で、先月中古で購入したTRIAL「Beta・REV-3」を整備してみる事にした
が・・・
かなり寒くて、全くする気がおこらず・・・(笑)
だがレース車ってのは、その特性上まず危険性が高い故に
一般車と違い色々な面でシビア&タイトな整備性を問われる物であるから
ここらでいい加減一度整備しないと、腐ってしまうと思い
とりあえず、洗車して現状がどんなものか軽く観てみました!!
で、寒さしのぎでまずエンジンOFF状態で練習できる基本中の基本「スタンディング・スティル」で
ある程度体を暖めて(笑)
「練習は何処でも出来る!!」 by 現役トライアル日本人世界トップランカー「藤波 貴久」選手の名言を実行・・・(笑)
で、寒い外に出し洗車を実施
↑見て分かる人は分かると思いますが、チェーンとキックが普通のバイクと逆に付いています。
何故そうなのかは、このBetaレーシング社・・・開発歴史上当初から「リアブレーキ踏みながらエンジンスタートできる」
というメリットを目的に一途にこだわり続けてきて今までずっと製造してきたのですねー!!
たとえばセクション走行中、もうあとほんのちょっとで登り岩超える寸前で不意のエンストをしてしまった瞬間に・・・
ほんのちょっとでもリアブレーキ離してキックスタートしたらずり落ちてしまうというギリギリのグリップだったとしたら
当然右リアブレーキ&左キックスタータの方が有利になるのは言うまでもないですよね!!!
実際トライアル選手権の現場ではこんな事は日常茶飯事らしいですし、
私も過去そうでしたから・・・(笑)
で、なんせ格好いいんですよねー!! 逆配置ってのが!!
この逆配置は世界で唯一Betaレーシングのみだし、そんな意味でも私は昔からBetaが何故か好きですね~!!
イタリアの匂いも感じる事ができますし・・・なんとなく(笑)
で、洗車後ガレージ内で車体をみた感じ
意外や足回りはとても綺麗でホイールは一度もタイヤ交換してない?感じであった・・・
リアフェンダー外してみたら、ホイールがとても綺麗でスポークが光って感動・・・(笑)
洗車後にBetaは右側のジェネレータカバー外して中の発電機本体を乾かしたほうがいいので
外してみたら
↑青枠のジェネレータがモロ錆びでていた・・・前のオーナーがあまりトライアル詳しくないライダーだと言う事がいえる・・・
エンジン始動性等の重要な機構に繋がる大事な部分の一つなのに・・・
因みに黄色枠はデジタルCDI点火ピックアップ部で、赤枠は油圧式クラッチピストン部ですね
↓以下、外したジェネレータカバーです
↑やはりカバー内側に洗車時の水で濡れてる箇所ありました・・・これが乾かないと当然中のジェネレータ本体各部も錆びるのですよ!!!
↑このアストロ製エンジンスタンドじゃエンジンガードが外せないな・・・
Betaは軽量化対策で見ての通りエンジンガード自体がフレームの一部を担っているので赤枠のサイドフレーム下に直でスタンド立てないと
ガードは外せない・・・もしスタンドアップ無しで外してしまったら、
フレームがエンジンの重みに負けて最悪下に曲がり落ち込んで割れてしまう事になる!!
主要パーツであるフレーム本体は当然、冗談抜きで何十万という出費だ!!!
やっぱトライアル専用のスタンド買うしかないなぁ・・・
↑赤枠がエアクリーナですが、超汚いぞ・・・
これも前オーナーが、基本メンテを知らずにずっと一般公道仕様車の如く適当に乗っていた証拠だな!!
これじゃ高貴なレース車を完全に泣かせている状態だ・・・・あまり高額でないしここは新品交換といくかぁ・・・
↑緑枠のエアクリーナを囲むように配置するリアフェンダー止めるボルト穴(赤枠)は昔から変わってない様だ・・・
たかがボルト締め一本一本に癖があるのも
何かイタリアらしいBetaレーシング社伝統の手作り感の懐かしい匂いがしたなぁ・・・
↑リアから見てタイヤを回してみて、リヤタイヤ&チェーン&マシン中心軸がぶれてないのを確認・・・
一番致命的な分野に繋がる項目がとりあえず無事で良かった・・・
前のオーナー・・・あんまりゴツゴツの岩場等で派手に練習してなかったのかな? 助かった(笑)
で、最後にとりあえず
青枠のキャブからホースを抜き緑枠の説明通りに赤枠の燃料コックを操作して古いガソリンをタンクから完全に抜いた・・・
とりあえず今日はここまで・・・
次はエアクリーナボックスから、キャブ、足回りリンク等清掃&グリスアップする予定です
まだ今の状態でエンジンかけるの怖いので、練習はガレージ内で基本訓練のスタンディングスティルを主に
日常出来る範囲で少しづつやっていこうっと!! 得意の三日坊主で終わらないように・・・(笑)
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