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モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その1・1-2

2015年10月03日 18時40分35秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

 モンシェル流オフテク奥義書

 

<序章>

乗車前(編)その1

マシンセッティング1-2<ハンドル・ステップ>

 

 

マシンに乗るにあたり

 

自分の体とほぼ常時一番接している重要パーツが

 

このハンドルとステップだ!!

 

どんなに到達されたライディングテクを持つライダーであっても

 

この二つの重要パーツがなければ

 

マシンをコントロールする事が出来ないのである!←そりゃそうだろっ・・笑

 

逆に言えばマシンを駆るライダーの全神経全感覚が

 

全てこのハンドルとステップからマシンに伝わっているといっても過言ではない!!

 

で講釈はいいから早速本題へ・・(笑)

 

(1)ハンドル

①位置

 

ハンドルもレバーと同じでその高さや位置により最もライディングに影響するパーツ!

 

モンシェル号の場合は以下バイクに対して垂直から若干リア側へ引き気味な感じに設定しとりやす

横から見るとFフォークの斜め線上にハンドル前後角度が沿う感じ

 

これはただ跨って&少し走ってみての自分の経験感覚からの設定だが(笑)

 

スタンダードに良く言われるのが垂直が基準で

 

特性としては前(赤←方向)に倒すと登り斜面に強く下り斜面に弱い

 

逆に後(黄色→方向)に引くと登り斜面に弱く下り斜面に強い感じ

 

まぁ同じライダー自身が別なマシンに乗るとまたそこでセッティングが変わる感じで

 

ハンドルってのは実は一番シビアな物で

 

その時その場そのマシンのセッティング如何によっては

 

少しばかり走っただけで握力がものの数分でゼロになる程、疲労困憊に陥ったり

 

はたまたその真逆の見違えるほど非常に乗りやすくなり

 

引いては同じマシンなのにロングツーリングの疲労軽減にも多大な効果を及ぼすのである!

 

※因みにトライアル世界選手権TOPライダーは

飛行機で世界各地を移動する時にも

このハンドルだけは必ず持参して現地でマシンに自ら取り付ける程!!

 

それ程あなどれないパーツという事ですな!←無論自分が作った訳じゃないが・・笑

 

 

②ハンドル幅について

 

当然ながら自分好みのライディングの効果をあげるならば

 

自分に合ったハンドル幅も重要になってくる訳でこれも人それぞれ千差万別

 

そのバイクの使い方によりきりと言うしかないが・・

 

ファッション性でいくのか、競技仕様か、長距離仕様か、選び方も正に千差万別

 

極端に言うならば

 

幅が広い程、直進で安定性は向上するが曲がる(ハンドルを切る)と片手(外側)が届かなくなる

 

逆に幅が狭い程、その効果も上記の全く逆になるという感じ

 

もし迷ったり検証するのが面倒な(←特にモンシェル様笑)場合は

 

純正(スタンダード)で十分だと私は思いますね~

 

で以下、モンシェル号の純正ハンドル↓

※因みにハンドル幅というのは画像のハンドル自体の長さ(黄色線)じゃなく

ハンドルの両端を直線(赤色線)で結んだ長さを一般的にいいますね

 

 

③調整

 

ハンドルの調整については

画像赤色枠&黄色枠内のボルトを

 

緩めてから(ハンドルがガタで浮かない程度)やる感じで

 

順番としては以下

 

まずは当然ながら左右はゼロの位置に合わせてからフロント側(①赤枠)ボルトを軽く仮締めする

 

次に左右のズレに注意しつつ慎重に自分に合う角度までハンドル前後の位置を決める

 

で位置決まったらリア側(②黄枠)ボルトをフロント側と均等に仮締めする

 

そして最後に必ずフロント側(①赤枠)から本締めしてリア側(②黄枠)本締めで終了!

 

※「乗っててついハンドルがズレるという恐怖からつい渾身の力込めて締めすぎ注意」

 

モンシェル流の締めつけトルク目安は六角レンチが指で押して弱冠シナル程(笑)←いや締めすぎだろって・・汗笑

 

サービスマニュアルはあくまで工場出荷純正状態のみ基準なので

 

こういう「外部部品」であるハンドル等は

 

その種類&環境による腐食具合等によって

 

当然リアルタイムでトルクは変わるが当たり前

 

なので最終的には自分の経験や感覚のみで

 

モンシェル流は締めるのである!!←やばくね?・・笑

 

「金とトルクは使い様」って事で←なんじゃそりゃ?

 

 

(2)ステップ

①位置

 

位置といってもカスタムしなければ変えることは出来ないが

 

基本、上手い人は何処のステップ位置でも上手い!!←モンシェル様はちと怪しい・・(汗笑)

 

オフ車は特にステップ位置を変える事よりも

 

そのステップに乗せる自分の足裏の位置が重要になってくる感じで

 

これも人それぞれ好みがあり千差万別

 

大きく分けてつま先で乗る人と土踏まずで乗る人

 

踵で乗る人の3つに分かれ

 

モンシェル様はスタンダードな土踏まずで乗っておりやす感じどす(笑)

 

まぁステップはマシンに自己の重心を繊細に伝えて舵を取る特性があるので

 

要は自分で乗りやすい位置がベストといえますな~

 

路面環境が著しく激しく変わるオフロードを走るのであれば

 

常時ベタ乗りをせずに常にその場その時で自由自在にステップを操れる様に

 

足を踏みかえたり離したり出来る様になるのがベストですな!

 

 

②最低限の点検等

 

そしてこのステップはマシンの足元結構低い所にあり

 

ドロドロ(泥々)ロード等で汚れやすく

 

それが重要なリアブレーキ操作等に悪影響を及ぼす超危険な事態を招く可能性がある為

 

常に日ごろからの点検は重要項目!!

 

画像赤枠内のバネの部位に特に泥が挟まるとステップが動かなくなり危険に繋がる感じ

 

で点検要領は泥等を除去したら一度ステップを上に押して

 

指を離しバネの力でスムーズに勢い良く跳ね返ってくるか試す感じ!

 

少しでも何か詰まってる感があったら迷わず除去すべし!!

 

林道途中ならば草木折って上手く利用し除去するのも手段の一つ

 

 

マシンってのは人間と違い物から作られていてそれ自体は生命力を持たない

 

なのであくまで人間が扱う分のみの通りにしか結果が出ないもの

 

整備を怠ったら怠った分、その通り素直に錆びれてくるのである・・・

 

だからこそそれを駆るライダー自身がどこまでその面倒をみきれるかが

 

逆にその時その一瞬そのライダーの命を救ってくれる程までの結果に繋がる

 

って事ですなぁ~←いやぁ~・・奥深い・・


モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編-その1・1-1

2015年09月27日 20時58分16秒 | モンシェル流オフテク奥義書<乗車前>編

モンシェル流オフテク奥義書

 

<序章>

乗車前(編)その1

マシンセッティング1-1<フロント・リアブレーキ>

 

バイクや車等、全ての乗り物にとって1番重要なことは何か?

それは、「止まる事」と私は思います。

マシンは止まる事が出来るから安心して動かす事が出来る!

 

でその重要なポジションの要であるブレーキこそ1番気を使うべき所じゃないでしょうか?

メンテナンスは割愛して(笑)、ここではセッティング1例を紹介という事で

 

(1)フロントブレーキレバー

①位置

 

モンシェル流の場合は画像の赤線に対してほぼ斜め下に下げておりやす

※レバーの付け根がハンドルバー両端の高さラインの下辺あたりを基準

しかしこれは個人の好みなので自分に合う位置が一番どす(笑)

 

上から見るとバイクに普通にまたがってハンドルに2本指を掛け伸ばし

中指の第1関節がレバーに当たる位の位置

 

調整は赤枠内の2つのボルトで調整する(締めすぎ注意)

 

トライアル全日本スーパークラスTOPライダーの中にも「鬼ハン」といわれた

逆にハンドルラインから上に向けて戦っていた凄い選手もいた程・・・

特性としてはレバーが鬼ハンだと「登り斜面に弱く下り斜面に強い」

逆に下げすぎると「登りに強く下りに弱い」という感じ

これはレバーに掛ける指の位置が地形によって遠くなったり近くなったりするから

 

 

②遊び

 

遊びは先ほどの指の位置からブレーキを掛け始めて約1cm程もたせる感じで

調整についてはバイクによって違うがモンシェル号の場合は赤枠の

アジャスタボルトを締め調整する感じ

 

 

③最低限の点検

 

画像赤枠内のブレーキキャリパを止めてるボルトが緩んだら超危険!!

その他ディスクロータのボルトも必ず点検する感じで

 

赤矢印のディスクロータ&キャリパー部ASSYについては絶対に「油脂」をかけない事!!

ぶっちゃけまだ水分で錆た方がマシである!錆を落としつつブレーキが効くので!

因みにモンシェル様は整備時も水以外一切かけた事はない感じどす(笑)

 

(2)リアブレーキペダル

①位置

 

リアブレーキペダル位置も個人の好みによりやすが

モンシェル号の位置は全くの工場出荷時ど・ノーマル状態どす(笑)

遊びもフロントに同じ約1cm程度で

 

調整はモンシェル号の場合は赤枠のアジャスタナットを締めつつ調整な感じで

モンシェル的にはRブレーキは走ってる状態からいきなり思いっきりガッツンと踏んで

瞬間的にストレスなくフルロックされる状態を基準に調整しとりやす(笑)

※勿論、逆ハンに注意しつつFブレーキは完全に離した状態

 

 

最後にブレーキの基準は

前後ともストレスなくフルロックできる状態かどうかが基準ですね

 

Fブレーキはエンジン切りブレーキを掛けた状態で

跨ったまま両足でFタイヤがロックしたまま下がりつつ

次に両足ついたまま少し前に進んだ後

フル急ブレーキしてFフォークが沈みつつ簡単にロックするかどうかで判断調整してる感じです

もし重いバイクなら少しばかりの安全な斜面を利用する感じですなぁ

 

ブレーキ含む足回りが何かしらトラぶった場合は走ってたりブレーキのタイミングで

明らかに異音が聞こえたり変な感触があったりするので

一度エンジン切って目耳澄ましつつ動かしてみるとかすると

場所が特定しやすい感じですなぁ・・・

 

まぁ実際に去年のチーム冬プチツーでこのモンシェル様は

Fブレーキキャリパーボルトが

1個外れて宙ぶらりん状態で異音がしたまま平気で数Km走っていやしたが(笑)はっはっは←笑いこっちゃねぇが・・マジで

皆さんも面倒くさがらずブレーキだけはいつも点検する癖を←(人の事言えるかいやって笑)