花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

ヒイラギ

2009-12-08 23:36:42 | 
ヒイラギ(柊・疼木)別名 鬼の目突〈おにのめつき)

日本産の花木。
葉は固くてギザギザ さわると痛い。さわると「ひいらぐ(疼く。ひりひり痛む)」なので、「ひいらぎぎ(疼木)」となり、「ひいらぎ」になりました。

純白の花には何とも言えない清楚な美しさ。ほのかな香りとともに捨てがたい魅力となります。金木犀とは「モクセイ科」が同じです。10月に金木犀が終わって、11月にはキイラギから咲きます。

親指と人差し指で葉の両側の刺を支え、ふーっと息を吹きかけてくるくる回す。
こんな遊び思い出しますねえ。

古くから邪鬼の侵入を防ぐと信じられ、庭木に使われていました。つまり、魔除け。オニノメツキがそんな感じです。昔、2月の節分には、葉っぱのとんがりと、イワシの頭を、その匂いで鬼を退散させるのでした。いまは、ただイワシを食べるようですよね。

で、いまクリスマスの飾りでよく使いますが、それはヒイラギではありません。
ヒイラギモチなので、赤い実ですし、葉のとげの形も違います。

つゝしみは 花の中なる ひらぎ哉 芭蕉

柊の 葉の間より 花こぼれ 高浜虚子

ひひらぎの白き小花の咲くときに
   いつとしもなき冬は来むかふ   斎藤 茂吉

花言葉 先見の明 先見性 機智 剛直 歓迎