サネカズラ(実葛) また ビナンカズラ(美男葛)
本州から沖縄、および韓国、中国、台湾に分布します。
山野に普通にみられ、日本語のかずら(葛)をとったものなのです。
夏、径1~2センチメートルの淡黄白色の花。ちょっと気づきにくいかもしれません。でも、それでもゾクッとするくらい美しい花です。
秋には果実が球状に赤く熟し、濃緑色の葉と赤い実との対照が好まれ、庭園に植えたり生け垣にしたりしています。
また、多量の粘液物質を樹皮に含み、これを髪につけて整髪料としたそうです。
つまり、ビナンカズラ(美男葛)の由来です。
さて『万葉集』にも詠まれています。
玉くしげ みむろの山の さなかずら
さ寝ずはつひに ありかつましじ
藤原鎌足
さね葛 後も逢はむと 夢のみに
うけひわたりて 年は経につつ
柿本人麻呂
小倉百人一首では、
名にし負はば 逢坂山の さねかづら
人に知られで くるよしもがな
三条右大臣
花言葉 好機をつかむ 再会 きっといつかは
本州から沖縄、および韓国、中国、台湾に分布します。
山野に普通にみられ、日本語のかずら(葛)をとったものなのです。
夏、径1~2センチメートルの淡黄白色の花。ちょっと気づきにくいかもしれません。でも、それでもゾクッとするくらい美しい花です。
秋には果実が球状に赤く熟し、濃緑色の葉と赤い実との対照が好まれ、庭園に植えたり生け垣にしたりしています。
また、多量の粘液物質を樹皮に含み、これを髪につけて整髪料としたそうです。
つまり、ビナンカズラ(美男葛)の由来です。
さて『万葉集』にも詠まれています。
玉くしげ みむろの山の さなかずら
さ寝ずはつひに ありかつましじ
藤原鎌足
さね葛 後も逢はむと 夢のみに
うけひわたりて 年は経につつ
柿本人麻呂
小倉百人一首では、
名にし負はば 逢坂山の さねかづら
人に知られで くるよしもがな
三条右大臣
花言葉 好機をつかむ 再会 きっといつかは