エゴノキです。
チシャノキ(萵苣の木)、ロクロギ、チサノキとかもあります。
横枝から出た小枝の先端に、白い花を下向きにたくさんつけています。白色の清楚なものは、新枝に白い花をびっしりと吊り下げるのですね。素朴な美しさが好ませています。
そして、ほのやかな芳香を放って散りつづける花のさまを見ていると、心がしずまりというのでした。しかし逆に、息苦しさを感じるという人もいうらしい。
さて、北海道から琉球まであり、日本全国の木なのです。和名は、果実を入れると、喉や舌を刺激して「えぐい」ことでゆらいしたのでした。
実の果皮にはエゴサポニンが含ませています。それで石鹸代わりにしたり、また魚取りなども、つかったこともあったようなのですよ。現在では禁止されていますが。
で、緻密で粘り気もある材は将棋のこまなどでつくるのです。
やはり、万葉集にはいつくかあります。「ちさ・やまぢさ」はエゴノキです。
「知左(ちさ)の花 咲ける盛りに 愛(は)しきより
その妻の子と 朝タに 笑みみ笑まずも」大伴家持
「山萵苣(やまぢさ)の 白露しげみうらぶれし
心に深くわが恋止まず」
花言葉 壮大 熱情
チシャノキ(萵苣の木)、ロクロギ、チサノキとかもあります。
横枝から出た小枝の先端に、白い花を下向きにたくさんつけています。白色の清楚なものは、新枝に白い花をびっしりと吊り下げるのですね。素朴な美しさが好ませています。
そして、ほのやかな芳香を放って散りつづける花のさまを見ていると、心がしずまりというのでした。しかし逆に、息苦しさを感じるという人もいうらしい。
さて、北海道から琉球まであり、日本全国の木なのです。和名は、果実を入れると、喉や舌を刺激して「えぐい」ことでゆらいしたのでした。
実の果皮にはエゴサポニンが含ませています。それで石鹸代わりにしたり、また魚取りなども、つかったこともあったようなのですよ。現在では禁止されていますが。
で、緻密で粘り気もある材は将棋のこまなどでつくるのです。
やはり、万葉集にはいつくかあります。「ちさ・やまぢさ」はエゴノキです。
「知左(ちさ)の花 咲ける盛りに 愛(は)しきより
その妻の子と 朝タに 笑みみ笑まずも」大伴家持
「山萵苣(やまぢさ)の 白露しげみうらぶれし
心に深くわが恋止まず」
花言葉 壮大 熱情