タイムスリップ3

駆け足での御礼行脚。
ここには、小さい頃良くしてもらったおばさまがいらっしゃいます。
でも、最近少しぼけている、と言う話しも聞いておりました。
「こんにちわ、ご無沙汰をいております、⚪️⚪️です。」
「しばらくだねぇ、 上がりな」と言われ座敷に上がって行きます。
おばさまは座椅子に座り、私を見て、「しばらくぶりだね、今回は大変だったね」と同情されました。
会話はしっかりし、全然ぼけている様子はありません。 マダラボケ？

今回速足行脚した3軒は、男手が無く、60を過ぎた従兄弟がいるだけ。
自分の家では兼業農家をしており、ただでも忙しい筈なのに、
前に訪れた2軒の手伝い、庭の枝の剪定、買出しの手伝い、家の補修と
全てをこなします。でも、嫌な顔一つせず笑顔で応えてくれます。
年代構成からすると、この家が一番安定している感じです。

アルツハイマーに罹っている方の家、90を越えてお一人暮らししている方、
変わってくるんだろうな。

ほとんど、昔の記憶のなくなった母方の実家、
これから何回ここに来ることがあるだろう、思いました。