２個２００円おにぎりに不満

美術に造詣の深い友人がいます。
その人に勧められて、教科書に出てくるような国宝級の絵画や書、茶器などを鑑賞してきました。

相国寺承天閣美術館です。外国人でいっぱいの京都でもここに外国人はいません。
円山応挙、池大雅、長谷川等伯、俵屋宗達等々、誰もが知っている名です。

本物を目にしたのは初めて。
素人の私には語る資格も力量もありませんが、日本人として知識と教養を少しは深めることができたかなと自己満足しています。

ここからは芸術ではなく、おばさんの独り言を語ります。

１１時ちょっと過ぎにセブンイレブンに入りました。
「おにぎり２個買えば２００円」という大きな表示が目に入りました。まあ、１個１００円ってことですよね。

で、１５０円のを２個買いました。
てっきり２１６円だと思ったのですが、「３２４円（税込み）です」と言われました。

なあんだ、どれでも１個１００円じゃないのか、それならあの宣伝はなんだったの？
いぶかしみながら、聞くこともせず支払いました。

結局おにぎりは１個持ち帰り、夕食に食べました。
パソコンを開いたら、なんとヤフーニュースに、このおにぎりのことが出ているではありませんか。

あらまあ、４時から１１時までのセールだったのね。
私が買ったのは１１時２０分頃だったはず。

でも、そんな時間なんてよく見えるように書いてなかったと思うけどなあ。
ニュースによれば、シニア層対象にもなっているセールだというけど、ほんとかいな。

だったらもっと大きく時間が書いてないとだめ！！

そんな紛らわしいことせずに１日中１個１００円！とした方がよっぽどいいのに。
私のように変だと思う人が多かった！　というわけです。

セブンイレブンは２４時間営業を止めたいという店に違約金１２００万円を払わせるという件でも話題になりました。
企業側は、真に利用者や働く人の目線で考えてほしいものです。

１００円の損感をひきずり、ヤフーニュースを見て、我もなりと賛同をした次第です。

私は、高尚な芸術を語らずして、「２個２００円おにぎり」について、セブンイレブンに熱く意義を唱える市井のおばさんであります。