早起き梟のひとりごと

仕事に追われる日々を少しだけ立ち止まって見つめてみると・・・

伝説の男(フジモッチ)NO2

2015-10-20 05:01:34 | 伝説の男

写真は伝説の男(フジモッチ)のロッカーを覗くコウノスケ。

「コウノスケ、出してみな」

「なんすかコレ」

「タオルだよ、タオル。フジモッチが辞める5年前に朝霞の自衛隊のショップで買ってやったタオルだ。10年前のタオルだよ」

「フジモッチ、物を大切にしてましたからね」

「次、出してみな」

「フジモッチ、愛用のバッグっす、中に何か入ってるっす」

「あいつ、鼻悪かったからな」

「あいつ寒がりだったからな」

「そうっすね、冬になると何時もコレ着て仕事してましたね」

「器用な奴だったな」

「頭も良かったっす」

「おまえ、基準でか」

「そうっす」

「フジモッチといえば思い出すな」

「(かね将)雄叫び事件っすね」

「かね将で呑んでる時、皆んなにやれおまえは段取り通りに仕事しないとか、ひとりでどんどん進み過ぎだとか責められていたら」

「いきなり、ばしばしテーブルを叩いたっすね」

「そう、かね将にいたお客さん全員がいっせいに沈黙してこちらを注目する中で」

              俺、こんなに大空を愛してるのに~

「3回、叫んだっすね」

「隣にいた人に大空て何だって聞かれたから会社の名前ですと答えたらいい会社だなと言われた時は少し嬉しかったな」

 

「やぎさん、現場監督出てきたっす」

「しかもフイルム式っす」

「フジモッチが専用のカメラが欲しいなぁてせがむから買ってやったやつだ」

「フジモッチ物を大切にしてましたからね」

「そう言えばコウノスケ、カメラ無くしたって言ってたな。フイルムも沢山出てきたからコレ使えば」

「いいっすけど、このフィルム賞味期限切れてません」

「、、、、、、、、、!」


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