山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

字幕放送・解説放送・手話放送の推進

2013年03月04日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)3月4日(月)もその続き。
 その第78回目となる。

 視覚障がい者・聴覚障がい者向け字幕放送・解説放送・手話放送推進のための助成が以下のように始まっている。  
 
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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

2 障害のある人の情報・コミュニケーションを確保するための施策

【主な施策等】

 ◦平成18年10月から19年3月まで開催した
 「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」における提言を踏まえ、
 平成19年10月、9年に策定した行政指針の
 字幕付与可能な放送番組の範囲を拡大するとともに、
 新たに解説放送に係る普及目標を追加した
 「視聴覚障害者向け放送普及行政の指針」を策定。
 新たな行政指針においては、字幕放送については
 29年度までに対象となる放送番組のすべてに字幕を付与、
 解説放送については29年度までに対象となる
 放送番組の10%に解説を付与する等の目標を定めており、
 普及目標の着実な達成に向けて、放送事業者の取組を促しているところ。

 ◦「身体障害者の利便の増進に資する通信・放送
 身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律」に基づき、
 独立行政法人情報通信研究機構を通じて、
 字幕番組等を制作する者に対してその制作費の一部について助成を実施。
 なお、平成24年度予算においても、4.0億円の予算を確保し、
 引き続き、助成を行うこととしているが、
 字幕放送に比べて普及が進んでいない解説放送や手話放送に対する
 助成を重点的に行うなど、効率的・効果的な助成を行うことができるよう、
 取組を推進しているところ。

 ◦各都道府県警察においては、聴覚に障害のある人のための
 字幕スーパー入り講習用ビデオの活用や手話通訳員の確保に努めているところ。

【引用終わり】

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 知的障がい者向け、わかりやすい放送番組も増やしてもらいたい。
 やさしいニュース解説といった番組も増えてきていることは確かだ。
 知的障がい者を出演させる番組製作に取り組んでみても良いのでないか。
 あるいは、知的障がい者向けの専門局を開局できないものか。
 電波の認可が難しいとしたら、ネット局で試みても良い。
 こうした試みというのは、どれぐらいの費用と技術、機材、人材が必要になるものか。
 (ケー)



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