山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

障害者の情報アクセスを保障するための措置

2013年03月03日 | 障害者施策
 「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
 本日、平成25年(2013年)3月3日(日)もその続き。
 その第77回目となる。

 障がい者にとって、情報アクセスの保障は非常に重要である。
 以下にそうした関連の施策の一端が述べられている。 
 
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【引用始め】

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html

平成23年度を中心とした障害者施策の取組

第5章 住みよい環境の基盤づくり

2 障害のある人の情報・コミュニケーションを確保するための施策

【主な施策等】

 ◦社会福祉法人日本点字図書館を中心として運営している
 「ないーぶネット(点字データ及び点字・録音図書の目録の
 オンライン利用システム)」と
 「びぶりおネット(点字・録音図書ネットワーク配信システム)」を、
 平成21年度に、新たに視覚障害情報総合ネットワーク「サピエ」として統合整備し、
 より身近に点字・録音図書情報等の提供を実施。

 ◦平成21年1月、文化審議会著作権分科会における議論を踏まえ、
 障害者の情報アクセスを保障するための措置をすみやかに講じることが
 適当との報告書を取りまとめ。
 同年3月には、この内容を含む著作権法改正案を取りまとめ、
 同年通常国会に提出。
 この改正法は同年6月12日に可決・成立し、22年1月1日から施行。

 ◦法務省刑事局では、犯罪被害者やその家族、さらに一般の人々に対し、
 検察庁における犯罪被害者の保護・支援のための制度について
 分かりやすく説明したDVD
 「もしも…あなたが犯罪被害に遭遇したら」の改訂版を全国の検察庁に配布。

【引用終わり】

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 視覚障がい者が点字図書館を利用する上で、ネットを活用できればとても便利である。 点字・録音図書が手間ひまかけず利用できるシステムができている。
 障がい者に情報アクセスが保障されることで、生活のはばは大きく広がる。
 (ケー)



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