山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆芸術の秋です

2013年09月13日 | 日記
現在、山形美術館で開催中の県美展と
文翔館で行われている特別支援学校作品展に行ってきました。

まずは県美展、ですが作品の写真撮影はNGですので
看板と、美術館の外観だけでご勘弁ください







県美展では、私の二男が養護学校時代に大変お世話になった先生の
お子さんの作品が、こども県展の最高賞(中学生)を受賞したと
お聞きしていたので、ぜひ見に行きたいと思っていました。

さらに、昨年、愛泉会の利用者さんで育成会の行事にもご協力いただいていた
会田ひろ子さんの「さをり織り」が入選し、知的障がいのある人の作品が
一般の美術展で入賞したということで大変な喜びに沸いたのですが、
なんと、今年も会田さんの作品が入選したとお聞きし、
これは絶対に観に行かねば!ということで行ってきました。

作品の写真撮影はNGですので、ここでご紹介できない事が
残念でならないのですが、昨年同様たいへんな大作でした。
昨年の作品は、被災地に花を咲かせたいという想いを込めた作品でしたが、
今年の作品は、亡くなってしまった弟さんへの想いを込めた作品になっていました。

昨年の作品よりも落ち着いた色合いで、弟さんを想う深くて穏やかな
気持ちがとてもよく作品に現れているように感じました。

実は会田さんご本人も、現在体調を崩されているとお聞きしておりましたので
作品と題名をみた時、不覚にも目頭が熱くなってしまいました。

それから、お世話になった先生のお子さんの作品もシッカリ観てきました。
お父さん(先生)譲りの絵の才能なのだな~と思える作品で
これ、本当に水彩画なの?というくらいに複雑な色使いで、
芸術の才能など、これっぽっちもない私でさえもスゴイと思える作品でした。

さらにさらに、楯岡特別支援学校の石塚校長先生の作品もありました。
県美展ではない他の美術展でも賞を獲得したことが新聞にも載っていましたが、
先生が得意とする「薔薇の花」がこの作品にも描かれておりました。

山形美術館では今月16日までの開催となっておりますが、
その後、県美展は県内を巡回しますので、是非みなさまも
足を運んでみてください。

次は文翔館の方です。
こちらの特別支援学校の作品展は写真OK!でした。


文翔館(旧県庁)です










好きなことばを書き連ねたそうです。
どうしてこんな風に芸術的に書けるんでしょう


淡くてきれいな色が重なっています


これは紙で作られていました
はらぺこあおむしも・・・いました


ビーズのお花も可愛らしい


とっても楽しそうな運動会


「ししゃも」です
なんとも芸術的なししゃもです


こちらは版画




立体的な作品、段ボールを重ねて砂絵の具で色付けしてあります


お願い事がたくさん書いてありました。


受付には山形大学付属特別支援学校の教頭先生がいらっしゃいました。
二男が新庄養護学校時代にお世話になった先生方が異動により
今現在は付属支援校に何人もいらっしゃいますので、
よろしくお伝えいただくようお願いしてきました。
あと、育成会としてもいろいろお世話になっておりますしね

ついでに、文翔館の中も見学してきました。

知事室として使っていた部屋


こちらはいまでいう講堂だったところだそうです


ここは出納室だったような・・・
窓口から中を見ています


ここは、旧県議会議事堂
サルビアの花が咲いていて秋を感じます


今日はガラにもなく、芸術の秋を満喫してきました。
毎日毎日あくせくした生活をしている時に
こんなにゆっくりとした時間が流れる場所にきて
作品を見ていると、なんだか癒されます。

特別支援学校の作品展は、残念ながら本日で終了ですが
県美展はまだまだ県内各地で観る事ができますので
あわただしい日常からちょっとだけ離れてみる時間を
設けてみてはいかがでしょうか(F)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。