山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

障がい者差別の研修会(鶴岡市)

2015年10月23日 | 研修会
昨日、10月22日(木)鶴岡市 にこ♡ふる を会場に
手をつなぐ育成会 地域活性化事業の研修会として
障がい者差別の研修会が行われました。




まずは鶴岡手をつなぐ親の会の橋本会長のお話し


黒木事務局長からは、来年度から施行される「障害者差別解消法」について
県はどんな動きをしてるのか、県育成会はどうかかわっているのかという説明がありました。



とても元気な印象のある講師の佐藤幸美センター長です。



これは講師の佐藤幸美センター長が準備してくださった資料です。


差別解消法はこれから施行される法律で、厚労省のほうでも
こういう行為は差別です!と、まだ明確にはしていないのだ、という説明でした。

今回の参加者の方々に配布させていただいた、県で作ったパンフレットです
sabetu2.jpg
このパンフレットをみても、”好ましくない行為”と書いてありますが、
これは差別です、とは書いてありませんでした。

だからなのだと思いますが、研修会後のアンケートには
法律が施行された後の現状を知ることができるような
研修会をもう一度開いてほしい。というようなことを書いてくださった方が
何名かいらっしゃいました。



みなさん真剣に聞いていらっしゃいます。( ..)φメモメモ


今回の研修会の資料として、以前に県育成会が県内の会員さんに
これまで差別だと感じた体験と、また、これは合理的配慮だと
思われる体験をしたことをまとめたものをお付けしたのですが、
佐藤センター長はそれも事前に読んでくださっていて、
「お母さん方は本当にこんな嫌な思いをたくさんしてきたのだろうな」と
私たちの気持ちを思いやってくださいました。
ここに私たちを解ってくださっている方がいる!と大変嬉しくおもいました。
それから、全国手をつなぐ育成会連合会が発行している「手をつなぐ」
個人的にご購読してくださっています。
ですので、育成会のこれまでの業績なども知ってくださっておりますので、
私たちとの話もとてもスムーズでした。


講演の終わりのほうには、鶴岡市で実際に障がい者理解を進めるために行った事業として、
ダウン症の子どもを持つママたちが、かわいい我が子の写真展を開いたこと、
児童民生委員さんたちに向けて、重度重複障害児をもつお母さんが
かわいい我が子をスライドで紹介したことをご紹介くださいました。

そして今年一番の大きな事業だったと思いますが、
会話の難しい自閉症の作家としても有名な、東田直樹さんの講演会の
ご紹介と、その時の資料を今回の参加者の方にもご準備いただきました。

アンケートにも、「参加して良かった」
「もっとたくさんの方に聞いてほしい研修会でした。もったいないですね」
ということを書いてくださった方が多く、私たちも大変うれしかったです。

そして、今回の研修会に鶴岡市以外から参加してくださったかただと思いますが
「鶴岡市は恵まれているなと思った」と書いてくださっていたかたがいらっしゃました。
おそらく、障がい者を理解してもらおうと開いているイベントのことを
いっておられるのかもしれないと思いました。
自分の地域はまだまだだと思ったとも書かれておりました。

やはり、自分の地区だけでなく、他の地区にも目を向けることで、
自分たちが求めていること、自分だちができることなどにも気づくことができるのだと思いました。

佐藤幸美センター長、本当にありがとうございました\(^o^)/

さて、話はいきなり飛びますが、内陸育ちの私Fですが、
今回せっかく鶴岡にきましたので、庄内版の芋煮が食べられる
「秋の限定セット」なるものをお昼に一人で食べました(*^^)v
PA221945.jpg

庄内の芋煮は、みそ味だと知っていましたが、お~厚揚げが入っている!
人参も! えぇっ!シイタケも?なんて心の中で驚きながら美味しくいただいて、
午後からの研修会に備えたFでございました。( *´艸`)


ご訪問ありがとうございます(F)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。