山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

今が一番良いとき

2013年11月23日 | 家族支援
 「今が一番良いとき」と心から言える人って幸せでしょうね。
 なかなか恥ずかしくって言えない。
 実際、そんなことないという人が大半か。
 ここで、なぜ唐突にこんなことを書くかと、いぶかしく思うかもしれません。
 カーラジオからそんなフレーズが流れてきたのです。
 リスナーの投書から出た言葉です。

 「私もう歳だからと」、何かにつけて言っていた主婦の話として紹介していました。
 その主婦が夫から、「今が一番良いとき」って励まされたというのです。
 「へえー」、そんな仲良い夫婦がいるんだ。
 うらやましい。
 なにげなしにそんなことがつい口に出る夫って、相当にできた夫であることは間違いない。
 せいぜい、「もう歳だから」と言っている妻に対して、「そうだねえ」と相づち打って、「なによ、あなたまで」と本音言われて、怒る妻という図式が生まれそう。
 また、別に「もう歳だから」に対して、「心配するな、誰もが年とるから」と慰められて気持ち良く聞き流すことができるわけでない。
 妻としては、どっかに引っ掛かる言葉だ。「同じ年の人と比べてずっと若い」ぐらい言われたかったといったところか。

 投書の主婦は、「私もう歳だから」と言ったら、夫は「今が一番良いとき」と憎らしいぐらいきざなことばを返した。
 それがとてもうれしかったと、おのろけの投書なのだ。
 なんか、このフレーズ、なかなか良い。

 今日は、「いい夫婦の日」11月22日。
 言葉一つで仲良くなれるなら、安上がりで良い。
 末永い夫婦円満のコツは、こうした言葉のやりとりが前提なのだろう。
 妻からいろいろ問い掛けられても、生返事だけではなあ。

 安定した家族であるためには、「今が一番良いとき」と思えることなのだろう。
 「うーん」、それにしても、なんかいつも「むずかしい」「いそがしい」「今が一番困った時」と言っていそうな自分がいる。
 後向きの言葉じゃ、なんとも問題から逃げている。
 「今が一番良いとき」と言いながら、少しでも前向きに問題解決に取り組む。
 そっちの方がずっといい。

 「いい夫婦の日」をすすめる会というのがある。
 その趣旨は、「日本中のご夫婦にいっそう素敵な関係を築いていただきたい。」と願う会なんだって。
 大きなお世話とひねくれて考えず、素直になるほどとその語呂合わせ(11月22日)にのることだ。

 そのすすめる会で川柳を募集。
 いい夫婦大賞の川柳は次のとおり。

 贅沢が できない妻に 花を買う(西田 金吾)

 みなさん、妻に花を贈ったことありますか。
 私には少なくともそういう発想がない。
 それだから、「亭主元気で留守がいい」なんて言われるのか。
 この言葉、1986年の流行語部門・銅賞に輝いたものだ。
 テレビCMから生まれたフレーズ

 2013年ユーキャン新語・流行語大賞の候補語50語を発表された。
 その中に「今でしょ」が選ばれた。
 「いつやるか?!今でしょ」の林修予備校講師が発した言葉である。
 ノミネートされた50語の中から大賞・トップテンが選ばれる。
 12月2日(月)に発表される。

 「今が一番良いとき」、だから思い立ったら「やるのは」「今でしょ」
 そんな気がだんだんしてきた。

 (ケー)



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