山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

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#地震発生から204日目「避難にクルマは使わない!」

2011年09月30日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から204日目(9月30日、金曜日)。
 また、大震災発生から204日目の新しい朝を迎えた。
 
 さて、国崎家では、地震に際して、避難する時は、絶対クルマは使わないと言っている。その理由は、次の通りである。
  
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【引用始め】

「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用

 クルマを使うことのリスク(p.100)

 避難は、徒歩が原則です。地震が発生したら、クルマは絶対に使ってはいけません。クルマでの避難は、残念ながらあまり意味がなく、それどころか、多くの人に迷惑をかけてしまうことがあるのです。

 ① 避難所に駐車スペースはない

 たとえクルマで避難所に向かっても、避難所には駐車する場所はないので、乗りすてなければなりません。

 ② ほとんどの道路が通行止めに

 地震発生時には、主要道路は緊急交通路となってしまうので、一般車両は通行することができません。

 ③ 道路の陥没、隆起

 緊急交通路に指定されていない道路でも、道が地割れしていたり、道路が隆起している場合もあるので、通行は難しいでしょう。
  
【引用終わり】

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 地震が発生してクルマで避難することは、自らを危険にさらすことになるし、他の人々に対しても安全を脅かす結果になりかねない。
 徒歩による避難が一番安全である。
 ところが、とっさに速く避難しなければという思いだけが先立ってしまい、クルマで避難しようとする。その危険性は道路上の混乱を見て、初めて気づく。前もってクルマ移動の問題を十分認識することで、災害時にクルマを使う危険は認識できる。
 「明けない夜はない」とする上でも、クルマの危険性を社会全体で確かめあって、みんなの安全性のためにも共通理解しておくことである。
 (ケー)


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