平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から204日目(9月30日、金曜日)。
また、大震災発生から204日目の新しい朝を迎えた。
さて、国崎家では、地震に際して、避難する時は、絶対クルマは使わないと言っている。その理由は、次の通りである。
************************************************
【引用始め】
「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用
クルマを使うことのリスク(p.100)
避難は、徒歩が原則です。地震が発生したら、クルマは絶対に使ってはいけません。クルマでの避難は、残念ながらあまり意味がなく、それどころか、多くの人に迷惑をかけてしまうことがあるのです。
① 避難所に駐車スペースはない
たとえクルマで避難所に向かっても、避難所には駐車する場所はないので、乗りすてなければなりません。
② ほとんどの道路が通行止めに
地震発生時には、主要道路は緊急交通路となってしまうので、一般車両は通行することができません。
③ 道路の陥没、隆起
緊急交通路に指定されていない道路でも、道が地割れしていたり、道路が隆起している場合もあるので、通行は難しいでしょう。
【引用終わり】
************************************************
地震が発生してクルマで避難することは、自らを危険にさらすことになるし、他の人々に対しても安全を脅かす結果になりかねない。
徒歩による避難が一番安全である。
ところが、とっさに速く避難しなければという思いだけが先立ってしまい、クルマで避難しようとする。その危険性は道路上の混乱を見て、初めて気づく。前もってクルマ移動の問題を十分認識することで、災害時にクルマを使う危険は認識できる。
「明けない夜はない」とする上でも、クルマの危険性を社会全体で確かめあって、みんなの安全性のためにも共通理解しておくことである。
(ケー)
また、大震災発生から204日目の新しい朝を迎えた。
さて、国崎家では、地震に際して、避難する時は、絶対クルマは使わないと言っている。その理由は、次の通りである。
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【引用始め】
「増補版 地震から子どもを守る50の方法」(2011年5月15日初版第3刷発行)
著者 国崎信江
発行所 (株)ブロンズ新社より引用
クルマを使うことのリスク(p.100)
避難は、徒歩が原則です。地震が発生したら、クルマは絶対に使ってはいけません。クルマでの避難は、残念ながらあまり意味がなく、それどころか、多くの人に迷惑をかけてしまうことがあるのです。
① 避難所に駐車スペースはない
たとえクルマで避難所に向かっても、避難所には駐車する場所はないので、乗りすてなければなりません。
② ほとんどの道路が通行止めに
地震発生時には、主要道路は緊急交通路となってしまうので、一般車両は通行することができません。
③ 道路の陥没、隆起
緊急交通路に指定されていない道路でも、道が地割れしていたり、道路が隆起している場合もあるので、通行は難しいでしょう。
【引用終わり】
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地震が発生してクルマで避難することは、自らを危険にさらすことになるし、他の人々に対しても安全を脅かす結果になりかねない。
徒歩による避難が一番安全である。
ところが、とっさに速く避難しなければという思いだけが先立ってしまい、クルマで避難しようとする。その危険性は道路上の混乱を見て、初めて気づく。前もってクルマ移動の問題を十分認識することで、災害時にクルマを使う危険は認識できる。
「明けない夜はない」とする上でも、クルマの危険性を社会全体で確かめあって、みんなの安全性のためにも共通理解しておくことである。
(ケー)