山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

モンテディオ・パイオニアレッドウィングスより寄付金

2010年12月02日 | 日記
今朝の山形新聞に掲載されていますが、昨日、山形県障がい者スポーツ協会寄付金が贈呈されました。

両チームが共同で実施したファン交流イベント「ふれ愛クロストーク」でのチャリティー抽選会での参加費を寄付してくれたのだそうです。

県育成会の守谷俊雄理事長は、県障がい者スポーツ協会の副会長にもなっています関係で、贈呈式には黒木事務局長も立ち会ってきました。

県スポーツ振興21世紀協会の矢萩昭一事務局長・パイオニアの島津光男部長より、県障がい者スポーツ協会の横山郁夫常務理事へと手渡されたとの事です。


育成会活動の中でのリーダーとは7回目~本人の自立を阻害している親たち~

2010年12月02日 | リーダーシップ
 先日受講した、次のようなリーダーシップセミナー「育成会活動の中でのリーダーとは」7回目の報告です。

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○ 第4回全日本手をつなぐ育成会リーダーシップセミナー
○ 日時=2010年11月16日(火)
○ 会場=日本財団(東京都港区赤坂)2階会議室
○ 主催=社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会
○ テーマ「ステップアップする育成会」
○ 第1部 基調講演「育成会活動の中でのリーダーとは」(13:35~14:35)
○ 副島宏克氏(全日本手をつなぐ育成会理事長)
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【講演内容】

 「親は本人の自立を阻害する一番の要因」

 副島宏克全日本手をつなぐ育成会理事長は、「親(保護者)が本人を一社会人として認めなければ、本人の自立などない」と次のように述べる。

 
① 「支援を利用しながら自立するのも『自立』であり、サービスを買うという消費者姿勢が必要。」

② 「施設依存型から地域中心型へ。」

③ 「親の思い(安心)の実現から、本人の思い(幸せ)の実現へ(親の子ばなれ、子の親ばなれ)。」

④ 「施しの福祉からの脱皮(福祉はサービス業。施しは、同情・哀れみの押し付け)。」

⑤ 「挑戦へのためらいからの脱出(ゆで蛙になるな!)」

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 以上、親は知的障害のある子をいつまでも保護の対象としてばかり見ている。
 そのことに対する問題の指摘である。
 いかに、福祉サービスを利用して、本人の自立を図っていくかが大切である。
 それが、本人の幸せにつながる。
 あれもできないこれもできないと、やらせないまま、簡単なことでも、何もかも親がしてないか振り返ってみる。あまりにも、障害のある子に対して手をかけすぎてなかったか、よく考える必要がある。
 例えば、今、子供との関わりでどんな対応であったか、それがそれで良かったのか、こうすべきだったのでないかを、あらためて見つめることも大切である。
 (ケー)

 (8回目に続く)