浅井浩氏の以下のホームページに掲載している「福祉」にかかる論述を、ずっと連続して引用している。
その第11回目。
より良い社会の構築には、相互の支え合いが必要だ。
以下に、その説明がある。
********************************************
【引用始め】
「日本の教育と福祉を考えるのホームページへようこそ!」
------------------------------------------------------
障害(者)観の変遷と古くて新しい課題
権利としての教育・福祉
浅 井 浩
http://www.asai-hiroshi.jp/mysite5/index.html
------------------------------------------------------
http://www.asai-hiroshi.jp/newpage9.html
福祉とは何か
「福祉」 の意味と人権 2012.11.21
------------------------------------------------------
権利 と 義務 の 社会
------------------------------------------------------
権利と義務は表裏一体、車の両輪の関係にあり、
そうした権利と義務を有する人々によって
構成されているのが 「社会」 です。
よりよい社会は、
人々の生きる努力の中で互いによく生きられるように
支え合うことによってこそ築かれるものだと思います。
-------------------------------------------------------
「支える」 ことは 「支えられる」 こと
人々すべてが生まれながらに有する権利であっても、
生まれてすぐに自らの権利を主張し、行使できるわけではありません。
両親や家族等、周囲の人々によって保護され、
他律的に生活行動が導かれる時期を経ることによって、
やがて自律的な行動へと変化し、
権利の主体としての人格が形成されるのです。
そこに人間としての成長発達の特質があります。
【引用終わり】
**************************************************************
人は生老病死の過程で一生をとげる。
誕生して直ぐは家族の保護のもと、他律的な生活である。
そして、成人し自律的な生活ができるようになる。
自律的な生活といっても、周囲の多くの人たちから支援を受けて生活している。
自給自足の生活をする時代でないのだから、様々な人たちの協力によって生活が成り立っている。
電気・ガス・水道といったインフラが整備されている。
舗装された道路がある。
車を購入して、郊外のスーパーに買いものに行く。
こうした生活ができるのも、秩序だった社会が形成されているためだ。
複雑に入り組んだ人と人の相互の助け合いで、私たちは生かされている。
自律的な生活といいながら、多くの他律的な関係がなければ生活できない。
歳をとり、成人病を患う。
そうなれば、必然的に今まで以上に他律的な生活になる。
病院に通院するのが日常化し、身体的にも、精神的にも衰えが目立ってくる。
最後の方になれば、多くの人たちがいろんな人による支えがなければ生きられなくなる。
私たちの一生は、他律から自律、そしてまた他律が多くなる。
いずれにしても、誰もが他律だけとか、自律だけとかということはあり得ない。
それぞれが互いに支え合って生活している。
(ケー)
その第11回目。
より良い社会の構築には、相互の支え合いが必要だ。
以下に、その説明がある。
********************************************
【引用始め】
「日本の教育と福祉を考えるのホームページへようこそ!」
------------------------------------------------------
障害(者)観の変遷と古くて新しい課題
権利としての教育・福祉
浅 井 浩
http://www.asai-hiroshi.jp/mysite5/index.html
------------------------------------------------------
http://www.asai-hiroshi.jp/newpage9.html
福祉とは何か
「福祉」 の意味と人権 2012.11.21
------------------------------------------------------
権利 と 義務 の 社会
------------------------------------------------------
権利と義務は表裏一体、車の両輪の関係にあり、
そうした権利と義務を有する人々によって
構成されているのが 「社会」 です。
よりよい社会は、
人々の生きる努力の中で互いによく生きられるように
支え合うことによってこそ築かれるものだと思います。
-------------------------------------------------------
「支える」 ことは 「支えられる」 こと
人々すべてが生まれながらに有する権利であっても、
生まれてすぐに自らの権利を主張し、行使できるわけではありません。
両親や家族等、周囲の人々によって保護され、
他律的に生活行動が導かれる時期を経ることによって、
やがて自律的な行動へと変化し、
権利の主体としての人格が形成されるのです。
そこに人間としての成長発達の特質があります。
【引用終わり】
**************************************************************
人は生老病死の過程で一生をとげる。
誕生して直ぐは家族の保護のもと、他律的な生活である。
そして、成人し自律的な生活ができるようになる。
自律的な生活といっても、周囲の多くの人たちから支援を受けて生活している。
自給自足の生活をする時代でないのだから、様々な人たちの協力によって生活が成り立っている。
電気・ガス・水道といったインフラが整備されている。
舗装された道路がある。
車を購入して、郊外のスーパーに買いものに行く。
こうした生活ができるのも、秩序だった社会が形成されているためだ。
複雑に入り組んだ人と人の相互の助け合いで、私たちは生かされている。
自律的な生活といいながら、多くの他律的な関係がなければ生活できない。
歳をとり、成人病を患う。
そうなれば、必然的に今まで以上に他律的な生活になる。
病院に通院するのが日常化し、身体的にも、精神的にも衰えが目立ってくる。
最後の方になれば、多くの人たちがいろんな人による支えがなければ生きられなくなる。
私たちの一生は、他律から自律、そしてまた他律が多くなる。
いずれにしても、誰もが他律だけとか、自律だけとかということはあり得ない。
それぞれが互いに支え合って生活している。
(ケー)