「障害者白書」(平成24年概要版)をていねいに読もうという目的で、白書の中味を紹介してきた。
本日、平成25年(2013年)2月24日(日)もその続き。
その第70回目となる。
聴覚障がい者にかかる交通安全教育、盲導犬使用者の負担軽減、災害時要援護者対策の推進、障がい者の火災に対する安全対策の検討といったことに力を入れている。
以下に、その説明が記されている。
****************************************************
【引用始め】
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html
平成23年度を中心とした障害者施策の取組
第5章 住みよい環境の基盤づくり
1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策
【主な施策等】
◦警察では、聴覚障害者標識に関する広報啓発を行うとともに、
聴覚障害のある人が安全に運転できるよう、関係団体と連携し、
免許取得時の教習等の充実や周囲の運転者が配慮すべき事項についての
安全教育に努めているところ。
◦平成22年12月、盲導犬使用者にかかる負担の軽減
及び利便性の向上を図るため、「道路交通法施行規則」の一部を改正し、
現行のハーネス(胴輪)の取手部に、盲導犬使用者の身体機能や使用状況に応じて、
長さの調整等ができる機能も含めた
「把持する部分」を取り付けることができることとした。
◦平成21年度には、全国13箇所における市町村担当者との意見交換会等を通じて
避難支援プランの全体計画の策定など災害時要援護者対策についての
市町村の取組を促進するとともに、
「災害時要援護者の避難対策に関する検討会」を開催し、
全国における先進的な取組を集めた事例集の作成を通じて、
市町村の更なる取組を推進。
◦平成22年度は、障害者の火災に対する安全性が効果的に確保されるよう、
ユニバーサルデザインの観点を取り入れた
消防用設備・機器等の開発・普及等を推進するため、
「聴覚障がい者に対応した火災警報設備等に関する検討会」を開催し、
音に加えて、光や振動等の多様な手段による
火災警報を導入・普及するための方策等について検討、取りまとめを行ったところ。
【引用終わり】
*****************************************************
障害者にとっては、さまざまな危険に遭遇することがある。
その回避についても、障がいゆえに困難な場合も多い。
そうした危険が生じないようにする施設設備等の改善が大切である。
さらに、そうした危険が生じた場合にも、危険をうまく回避する手立てを準備しておくことが必要だ。
自然災害、防犯、火災等についても常日ごろからの対策を立てておく。
そして、関係者がいざとなったら対応できる体制を創り上げておくことが求められる。
(ケー)
本日、平成25年(2013年)2月24日(日)もその続き。
その第70回目となる。
聴覚障がい者にかかる交通安全教育、盲導犬使用者の負担軽減、災害時要援護者対策の推進、障がい者の火災に対する安全対策の検討といったことに力を入れている。
以下に、その説明が記されている。
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【引用始め】
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h24hakusho/gaiyou/honbun/g1.html
平成23年度を中心とした障害者施策の取組
第5章 住みよい環境の基盤づくり
1 障害のある人の住みよいまちづくりのための施策
【主な施策等】
◦警察では、聴覚障害者標識に関する広報啓発を行うとともに、
聴覚障害のある人が安全に運転できるよう、関係団体と連携し、
免許取得時の教習等の充実や周囲の運転者が配慮すべき事項についての
安全教育に努めているところ。
◦平成22年12月、盲導犬使用者にかかる負担の軽減
及び利便性の向上を図るため、「道路交通法施行規則」の一部を改正し、
現行のハーネス(胴輪)の取手部に、盲導犬使用者の身体機能や使用状況に応じて、
長さの調整等ができる機能も含めた
「把持する部分」を取り付けることができることとした。
◦平成21年度には、全国13箇所における市町村担当者との意見交換会等を通じて
避難支援プランの全体計画の策定など災害時要援護者対策についての
市町村の取組を促進するとともに、
「災害時要援護者の避難対策に関する検討会」を開催し、
全国における先進的な取組を集めた事例集の作成を通じて、
市町村の更なる取組を推進。
◦平成22年度は、障害者の火災に対する安全性が効果的に確保されるよう、
ユニバーサルデザインの観点を取り入れた
消防用設備・機器等の開発・普及等を推進するため、
「聴覚障がい者に対応した火災警報設備等に関する検討会」を開催し、
音に加えて、光や振動等の多様な手段による
火災警報を導入・普及するための方策等について検討、取りまとめを行ったところ。
【引用終わり】
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障害者にとっては、さまざまな危険に遭遇することがある。
その回避についても、障がいゆえに困難な場合も多い。
そうした危険が生じないようにする施設設備等の改善が大切である。
さらに、そうした危険が生じた場合にも、危険をうまく回避する手立てを準備しておくことが必要だ。
自然災害、防犯、火災等についても常日ごろからの対策を立てておく。
そして、関係者がいざとなったら対応できる体制を創り上げておくことが求められる。
(ケー)