みなさん、こんにちは。
今日は晩から予定が入っているので、ちょっと早めのブログ更新になります。
昨晩は豚キムチを作りました。。。
レシピはコチラ↓
http://cookpad.com/recipe/1513921
これが馬鹿ウマ!
一気に!
全部食べ切ってしまいました。。。
本当に美味しかったです。
さて。。。
今日も旅行記といきましょう。
7月11日(金)。午後3時。。。
ホテルの部屋に荷物を置いて。。。
西寧観光開始です。。
まあ、この日はすでに3時を過ぎてましたから。。
ホテルから近場、というか、お隣。。。
東関清真大寺に行きました。。
東関清真大寺は、西寧最大のイスラム寺院。。。毎週、金曜日には礼拝が行われ、青海省各地から10万人ものムスリムが訪れる聖地です。。。
入場料は学割が効いて15元(約230円)。。。
中に入ろうとすると。。。
赤↑のお兄さんが。。。
「無料ガイドが始まるよ~!無料ガイドを聞きたい人は、早くこっちに来て~っ!」
と叫んでました。。。
無料ガイド。。。。この言葉に弱い僕。。。
お兄さんについていきました。。。
お兄さんのガイドが始まります。
他の中国人客も集まってきて、彼の話に聞き入ります。。
なんといっても、このお兄さん、話がウマイ!
清真寺内の建築の説明のほか、イスラム文化やラマダンの話、はたまたイスラム教徒が豚肉を食べない理由などなど・・・興味深い話で参観者を惹き込みます(金曜日の礼拝の話もこのお兄さんが話してくれました)。
いやあ、本当に面白い話ばかり。。。
すばらしいお兄さんのガイド。。。
本当に素晴らしかったです。
そして。。。
清真寺内の各名所を回って。。。
一通り話が終わると。。。
建物の中へ。。。
お兄さん「この素晴らしいアラビアンな絨毯がたったの350元だよ!今なら送料無料だよ!」
そ、そういうことだったのか。。。。
最初は清真寺の人かと思ってたけど、単なる絨毯の販売員だったんですね。
更に。。。
お兄さん「こちらは、香水!1本たったの30元!2本まとめて買うと50元だよ~っ!」
お兄さん「さあ、試して、試して!」
これはうまい商売の方法ですよね。
350元の絨毯は高価で、一人買えばめっけもん(実際、この中で一人だけ買ってました)。。。でも、次に安価な商品が紹介されたら、ツイツイ財布の紐も緩んでしまうもの。。。。僕は買いませんでしたが、こちらの香水、2本セット50元が馬鹿売れしてました。。。
実は1年前の旅行法の改正で、観光地におけるこういう商売、やりにくくなってるんですよね。特にツアー客に対しては、観光地における実演販売所への誘導はご法度になってしまったので、こういう一般客に無料ガイドを提供して、その代わり最後に販売所へ誘導というふうに戦略を切り替えたんでしょうね(むかしの日帰りツアーは本当にひどかったです。旅行会社がマージンを取るために、4つ5つのおみやげ物屋に無理やり連れて行かれて。。。安物を法外の値段で売ったりしてトラブルが絶えなかったため、1年前の法改正になったわけですが・・・・)。
清真寺見学後は。。。市の中心部に向かって歩いていたのですが、小雨がバラパラ。。。傘を持ってきてなかったので、一旦ホテルに帰って休むことに。。。
ホテルのフロント。。。
前回ご紹介した半日お姉さんは、すでに仕事を終えていたようで、フロントにはいませんでした。代わりに美人系のお姉さんと、それからホテルの老板(オーナー)のおじさんがいました。。
老板「あ、お前が例の日本人だね」
僕「うん」
美人姉さん「明日はどこに行くの?」
僕「タール寺(クンブム)に行こうかと思ってるんだけど、確か新寧バスターミナルからタール寺行きのバスが出てるよね?」
美人姉さん「うん。でも、33番のバスで管理停留所まで乗って、そこからタール寺行きのバスに乗った方が安くてしかも早く着くわよ」
そういうと美人姉さん、僕が外国人ということで、メモ帳にタール寺への行き方を詳しく書いてくれました。。
部屋で少し休憩した後。。。。
夕食のため、街に出ました。。
この通り、レストラン街でにぎわっていました。。
羊雑砕のお店を発見。。。
羊雑砕。10元(約150円)。。羊の内臓系スープ、青海省のイスラム料理です。。。ただ、スープの出汁は羊から取ったものではないみたい。。。スープに羊系の味がしなかったのはちょっと残念でした。
それから。。。
青海省といえば、やはりヨーグルト!
食後のデザートにこのお店でいただきました。。
一個6元(90円)です。
激ウマ!
普通よりちょっと濃厚なヨーグルトといった感じでした。
この後は。。。
イスラム街に戻って。。。
市場をめぐりました。。。
このとき時間は8時すぎ。。。青海省の日没って8時半ごろなので、まだ明るかったです。
でも。。。
流石に疲れたので、部屋に帰って。。。
二人分のお茶を淹れました。。。お茶はスーパーで買ったチベット族のお茶。。。漢方の味がして美味しくなかったです。。。
ちなみに、ホテルはイスラム系。。。老板からお酒の持ち込みは禁じられていたので、お茶で我慢しました。
それにしても。。。
このホテルもムフフカードはありませんでした。。。
そんな中。。。
夜10時ごろ。。。
トントントン。。。
部屋のドアを叩く音。。。
ドアを開けると。。。
フロントの美人お姉さんが立っていました!
ま、まさか!
美人お姉さん「実は、あなたの宿泊手続き、まだ終わってないの。だから、もう一回パスポート貸して」
なーんだ。。。
ちょっと残念です。
パスポートを渡すとお姉さん、一階のフロントに戻っていきました。。。
それから2時間後。。。
もう12時です。。。
パスポートが戻ってくるまで起きてようと思っていたのですが、流石にベッドでウトウトしてました。。。
その時。。。
ドンドンドン!
今度は激しくドアを叩く音。。。
ようやく、パスポートが返ってくるのか・・・・と、ドアを開けると。。。
今度はホテルの老板でした。
そして。。。
衝撃の発言!
老板「オレのホテル、実は外国人宿泊ダメだった!だから、すぐに出て行ってくれ!」
僕「えええええ~っ!冗談はよし子さん」
時間は夜12時前。。。
僕「今、何時だと思ってるの?今日はとりあえず泊めてよ!」
老板「ダメだ!警察が来たら、俺のホテルは破産するんだ!」
老板もかなり焦っているらしく、説明も支離滅裂で分かりにくかったのですが。。。
西寧のホテルは顧客名簿を西寧市(の恐らく公安)に提出しないといけないらしいのですが、その名簿はパソコンに打ち込んで送るというもの。。。で、外国人宿泊不可のホテルであるにも関わらず、僕の実名とパスポート番号をパソコンに打ち込んで登録、送信してしまったため。。。すぐに公安が駆けつけて、取り締まりを受ける可能性があり、その際のホテルに対する処分は営業永久停止。。。。らしい。。。
そ、そりゃ大変だ!
僕「でもさ、今日はオレ、どこに泊まったらいいんだよーーーっ!」
老板「大丈夫。ここから二つ通りを行った先に三ツ星のホテルがあるから。そこは比較的安くて200元ぐらいで泊まれるから、そっちに泊まってくれ」
200元か。。。ちょっと高くなるけど、本当に公安が来たら、僕も取り調べとか受けることになるだろうし。。。
仕方ない。。。
すぐに部屋の荷物をまとめます。
老板「早くしてくれ!」
僕「もう少し待ってくれよ。こっちは3泊するつもりで、荷物を部屋に出してたんだから、荷物の整理に多少時間がかかるよ」
洗濯物は乾いてなかったけど、とりあえずナイロン袋に入れ、10分ほどで部屋を出て、フロントまで下りてきました。
老板「それにしても、何で外国人がオレのホテルに泊まろうとしたんだ」
この老板の一言にムッと来た僕。。
僕「オレは一週間前にネットで予約したんだ。その時、ちゃんと電話もかけて、外国人宿泊は大丈夫か、身分証はないけど、パスポートだけで大丈夫か、確認を取っている、俺に責任はないよ!」
珍しくちょっと怒ってしまいました。
すると老板「わかった、わかった。三日分の宿泊費と、デポジット、全額500元全て返してやるよ」
あ。。。。あたり前田のクラッカーーーーーっ!
これで半日分でも宿泊費取られたときにゃ、流石の僕も徹底抗戦するところでしたよ。
まあ。。。美人姉さんが、本当に申し訳なさそうに謝り続けてくれたのがせめてもの救いだったかな。。
とにかく。。。
三ツ星ホテルの名前のメモと行き方を聞いて。。。
夜の街を徘徊します。。。
歩くこと5分。。。
着きました。。。
流石三ツ星!立派なホテル・・・・ですが。。。
フロントのお姉さん「ごめんなさい。今日は満室なの・・・」
こうして。。。
夜12時を過ぎた西寧の街を。。。しばらく徘徊することになります。。。
実はこの後、親切なホテルに出会って、何とかこの日の寝床は確保できたのですが、そのホテルに迷惑がかかるといけないので、詳しくは書けません。。。まあ、とりあえず、野宿だけは避けられたということで、めでたし、めでたし。。。。ですね。
今日は晩から予定が入っているので、ちょっと早めのブログ更新になります。
昨晩は豚キムチを作りました。。。
レシピはコチラ↓
http://cookpad.com/recipe/1513921
これが馬鹿ウマ!
一気に!
全部食べ切ってしまいました。。。
本当に美味しかったです。
さて。。。
今日も旅行記といきましょう。
7月11日(金)。午後3時。。。
ホテルの部屋に荷物を置いて。。。
西寧観光開始です。。
まあ、この日はすでに3時を過ぎてましたから。。
ホテルから近場、というか、お隣。。。
東関清真大寺に行きました。。
東関清真大寺は、西寧最大のイスラム寺院。。。毎週、金曜日には礼拝が行われ、青海省各地から10万人ものムスリムが訪れる聖地です。。。
入場料は学割が効いて15元(約230円)。。。
中に入ろうとすると。。。
赤↑のお兄さんが。。。
「無料ガイドが始まるよ~!無料ガイドを聞きたい人は、早くこっちに来て~っ!」
と叫んでました。。。
無料ガイド。。。。この言葉に弱い僕。。。
お兄さんについていきました。。。
お兄さんのガイドが始まります。
他の中国人客も集まってきて、彼の話に聞き入ります。。
なんといっても、このお兄さん、話がウマイ!
清真寺内の建築の説明のほか、イスラム文化やラマダンの話、はたまたイスラム教徒が豚肉を食べない理由などなど・・・興味深い話で参観者を惹き込みます(金曜日の礼拝の話もこのお兄さんが話してくれました)。
いやあ、本当に面白い話ばかり。。。
すばらしいお兄さんのガイド。。。
本当に素晴らしかったです。
そして。。。
清真寺内の各名所を回って。。。
一通り話が終わると。。。
建物の中へ。。。
お兄さん「この素晴らしいアラビアンな絨毯がたったの350元だよ!今なら送料無料だよ!」
そ、そういうことだったのか。。。。
最初は清真寺の人かと思ってたけど、単なる絨毯の販売員だったんですね。
更に。。。
お兄さん「こちらは、香水!1本たったの30元!2本まとめて買うと50元だよ~っ!」
お兄さん「さあ、試して、試して!」
これはうまい商売の方法ですよね。
350元の絨毯は高価で、一人買えばめっけもん(実際、この中で一人だけ買ってました)。。。でも、次に安価な商品が紹介されたら、ツイツイ財布の紐も緩んでしまうもの。。。。僕は買いませんでしたが、こちらの香水、2本セット50元が馬鹿売れしてました。。。
実は1年前の旅行法の改正で、観光地におけるこういう商売、やりにくくなってるんですよね。特にツアー客に対しては、観光地における実演販売所への誘導はご法度になってしまったので、こういう一般客に無料ガイドを提供して、その代わり最後に販売所へ誘導というふうに戦略を切り替えたんでしょうね(むかしの日帰りツアーは本当にひどかったです。旅行会社がマージンを取るために、4つ5つのおみやげ物屋に無理やり連れて行かれて。。。安物を法外の値段で売ったりしてトラブルが絶えなかったため、1年前の法改正になったわけですが・・・・)。
清真寺見学後は。。。市の中心部に向かって歩いていたのですが、小雨がバラパラ。。。傘を持ってきてなかったので、一旦ホテルに帰って休むことに。。。
ホテルのフロント。。。
前回ご紹介した半日お姉さんは、すでに仕事を終えていたようで、フロントにはいませんでした。代わりに美人系のお姉さんと、それからホテルの老板(オーナー)のおじさんがいました。。
老板「あ、お前が例の日本人だね」
僕「うん」
美人姉さん「明日はどこに行くの?」
僕「タール寺(クンブム)に行こうかと思ってるんだけど、確か新寧バスターミナルからタール寺行きのバスが出てるよね?」
美人姉さん「うん。でも、33番のバスで管理停留所まで乗って、そこからタール寺行きのバスに乗った方が安くてしかも早く着くわよ」
そういうと美人姉さん、僕が外国人ということで、メモ帳にタール寺への行き方を詳しく書いてくれました。。
部屋で少し休憩した後。。。。
夕食のため、街に出ました。。
この通り、レストラン街でにぎわっていました。。
羊雑砕のお店を発見。。。
羊雑砕。10元(約150円)。。羊の内臓系スープ、青海省のイスラム料理です。。。ただ、スープの出汁は羊から取ったものではないみたい。。。スープに羊系の味がしなかったのはちょっと残念でした。
それから。。。
青海省といえば、やはりヨーグルト!
食後のデザートにこのお店でいただきました。。
一個6元(90円)です。
激ウマ!
普通よりちょっと濃厚なヨーグルトといった感じでした。
この後は。。。
イスラム街に戻って。。。
市場をめぐりました。。。
このとき時間は8時すぎ。。。青海省の日没って8時半ごろなので、まだ明るかったです。
でも。。。
流石に疲れたので、部屋に帰って。。。
二人分のお茶を淹れました。。。お茶はスーパーで買ったチベット族のお茶。。。漢方の味がして美味しくなかったです。。。
ちなみに、ホテルはイスラム系。。。老板からお酒の持ち込みは禁じられていたので、お茶で我慢しました。
それにしても。。。
このホテルもムフフカードはありませんでした。。。
そんな中。。。
夜10時ごろ。。。
トントントン。。。
部屋のドアを叩く音。。。
ドアを開けると。。。
フロントの美人お姉さんが立っていました!
ま、まさか!
美人お姉さん「実は、あなたの宿泊手続き、まだ終わってないの。だから、もう一回パスポート貸して」
なーんだ。。。
ちょっと残念です。
パスポートを渡すとお姉さん、一階のフロントに戻っていきました。。。
それから2時間後。。。
もう12時です。。。
パスポートが戻ってくるまで起きてようと思っていたのですが、流石にベッドでウトウトしてました。。。
その時。。。
ドンドンドン!
今度は激しくドアを叩く音。。。
ようやく、パスポートが返ってくるのか・・・・と、ドアを開けると。。。
今度はホテルの老板でした。
そして。。。
衝撃の発言!
老板「オレのホテル、実は外国人宿泊ダメだった!だから、すぐに出て行ってくれ!」
僕「えええええ~っ!冗談はよし子さん」
時間は夜12時前。。。
僕「今、何時だと思ってるの?今日はとりあえず泊めてよ!」
老板「ダメだ!警察が来たら、俺のホテルは破産するんだ!」
老板もかなり焦っているらしく、説明も支離滅裂で分かりにくかったのですが。。。
西寧のホテルは顧客名簿を西寧市(の恐らく公安)に提出しないといけないらしいのですが、その名簿はパソコンに打ち込んで送るというもの。。。で、外国人宿泊不可のホテルであるにも関わらず、僕の実名とパスポート番号をパソコンに打ち込んで登録、送信してしまったため。。。すぐに公安が駆けつけて、取り締まりを受ける可能性があり、その際のホテルに対する処分は営業永久停止。。。。らしい。。。
そ、そりゃ大変だ!
僕「でもさ、今日はオレ、どこに泊まったらいいんだよーーーっ!」
老板「大丈夫。ここから二つ通りを行った先に三ツ星のホテルがあるから。そこは比較的安くて200元ぐらいで泊まれるから、そっちに泊まってくれ」
200元か。。。ちょっと高くなるけど、本当に公安が来たら、僕も取り調べとか受けることになるだろうし。。。
仕方ない。。。
すぐに部屋の荷物をまとめます。
老板「早くしてくれ!」
僕「もう少し待ってくれよ。こっちは3泊するつもりで、荷物を部屋に出してたんだから、荷物の整理に多少時間がかかるよ」
洗濯物は乾いてなかったけど、とりあえずナイロン袋に入れ、10分ほどで部屋を出て、フロントまで下りてきました。
老板「それにしても、何で外国人がオレのホテルに泊まろうとしたんだ」
この老板の一言にムッと来た僕。。
僕「オレは一週間前にネットで予約したんだ。その時、ちゃんと電話もかけて、外国人宿泊は大丈夫か、身分証はないけど、パスポートだけで大丈夫か、確認を取っている、俺に責任はないよ!」
珍しくちょっと怒ってしまいました。
すると老板「わかった、わかった。三日分の宿泊費と、デポジット、全額500元全て返してやるよ」
あ。。。。あたり前田のクラッカーーーーーっ!
これで半日分でも宿泊費取られたときにゃ、流石の僕も徹底抗戦するところでしたよ。
まあ。。。美人姉さんが、本当に申し訳なさそうに謝り続けてくれたのがせめてもの救いだったかな。。
とにかく。。。
三ツ星ホテルの名前のメモと行き方を聞いて。。。
夜の街を徘徊します。。。
歩くこと5分。。。
着きました。。。
流石三ツ星!立派なホテル・・・・ですが。。。
フロントのお姉さん「ごめんなさい。今日は満室なの・・・」
こうして。。。
夜12時を過ぎた西寧の街を。。。しばらく徘徊することになります。。。
実はこの後、親切なホテルに出会って、何とかこの日の寝床は確保できたのですが、そのホテルに迷惑がかかるといけないので、詳しくは書けません。。。まあ、とりあえず、野宿だけは避けられたということで、めでたし、めでたし。。。。ですね。