私の思いと技術的覚え書き

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ヘッドライト検査の変更について

2015-08-20 | 技術系情報
 昨日の中古車新規検査において、今更ながら知ったヘッドライト検査の変更ですが、調べてみると以下の様なことの様です。

 H10年9月1日以降の自動車においては、車両のヘッドライトの設計をすれ違い前照灯(つまりロービーム)を前提に設計する様変更された。これに伴い、H10年9月1日以降の車両の検査も、すれ違い前照灯での検査を行うべきものであったが、整備工場(指定自動車整備工場=民間車検場)のすれ違い前照灯に対応したヘッドライトテスターの普及が進んでいないことなどを理由として、その実施が延期されていた。今回、普及が十分なされたことを鑑みて、本年9月1日より従来の走行用前照灯(ハイビーム)からすれ違い前照灯(ロービーム)での検査を実施することになった。

 その他、ロービームでの検査においては,上向きに漏れる光との区切り(カットライン)の明瞭性や光度、色温度なども、規定されている様ですが省略します。

 以上の様なことですので、H10年以前の旧車を除いては、ロービームにおける検査が9月1日より実施されることになります。

 しかし、メーカーですれ違い前照灯を前提に設計されたとはいっても、ロービームの照射距離は前方至近の限られたものです。対向車のない郊外の道では、ハイビームで走行するのが基本であることに変わりはありません。

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