私の思いと技術的覚え書き

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反応(レスポンス)の必要性

2008-06-16 | コラム

 人は挨拶を交わし合います。それが至極当然のマナーであり、挨拶に対し沈黙したままとすれば、それはマナー違反もしくは黙殺したということで接する相手に怒りの感情をすら生じさせる場合もあるでしょう。ところで、この様な挨拶でなくても、ある人が別のある人への何らかのアクションを発したとき、何ら反応(レスポンス)を返さない方が増えつつある様にも感じます。例えば、ある人が、これは良い情報だからとの好意で別の人に情報提供を行った様な場合、その情報が有益であったか否かを問わず、お礼を含め何らかのレスポンスを行う必要があるのだと思います。ビジネスの世界では、この様な機会は結構にありますが、何らレスポンスを返さないとしたら、その様な方の以後の情報提供収受の機会は失われて行きますから、ビジネスチャンスとしても確実に減っていくものと感じます。

 この様な現象は、電話の様な同時双方向のコミュニケーション手段では、あまり問題は生じません。即、その場で反応としてのレスポンスを示すことが出来るからです。しかし、手紙やFAX、そして昨今ではEメール等という非同期コミュニケーション手段では、十分に気をつけておかないと、何らレスポンスを示さぬまま忘れ去り、情報発信者に失望を与えてしまう場合があると感じます。特に注意を要するのがEメールであると感じます。昨今は、情報伝達手段としてのEメールの受信は社内外を問わずに増えています。誰でもそうでしょうが、Eメールの発信者はレスポンスが嬉しく感じられるものですが、未レスポンスには失望するものです。この様にレスポンスを返さぬ方のことを残念に思うのです。




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